Systemwalker Operation Manager 解説書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003 -
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第3章 動作環境

3.1 ハードウェア資源

Systemwalker Operation Managerの導入時および運用時に必要なハードウェア資源について説明します。

■導入時に必要なハードウェア資

Systemwalker Operation Managerを導入するために必要なハードウェア資源について説明します。

◆ディスク容量

Systemwalker Operation Managerを導入するために必要なディスク容量を、以下の場合に分けて示します。

◇オプションをデフォルト指定にする場合【Windows】        (MB:メガバイト)

サーバ

クライアント
(Windows NT(R),
Windows(R) 2000,
Windows(R) XP, Windows Server(TM) 2003)

クライアント
(Windows(R) 98/Me)

システムディスク

10MB以上

20MB以上

20MB以上

インストール
ディスク

105MB以上

70MB以上

70MB以上

合計

115MB以上

90MB以上

90MB以上

備考:Windowsのインストール先ディスクを“システムディスク”、
Systemwalker Operation Managerのインストール先ディスクを“インストールディスク”と表記しています。
◇オプションをデフォルト指定にする場合【UNIX】          (MB:メガバイト)

サーバ

クライアント
(Windows NT(R),
Windows(R) 2000,
Windows(R) XP, Windows Server(TM) 2003)

クライアント
(Windows(R) 98/Me)

Solaris OE版

60MB以上

85MB以上

85MB以上

Linux版

35MB以上

70MB以上

70MB以上

Linux for Itanium版

60MB以上

95MB以上

95MB以上

HP版

35MB以上

70MB以上

70MB以上

AIX版

30MB以上

70MB以上

70MB以上

 

◇オプションをすべて選択する場合【Windows】            (MB:メガバイト)

サーバ

クライアント
(Windows NT(R),
Windows(R) 2000,
Windows(R) XP, Windows Server(TM) 2003)

クライアント
(Windows(R) 98/Me)

システムディスク

15MB以上

30MB以上

30MB以上

インストール
ディスク

155MB以上

110MB以上

110MB以上

合計

170MB以上

140MB以上

140MB以上

備考:Windowsのインストール先ディスクを“システムディスク”、
Systemwalker Operation Managerのインストール先ディスクを“インストールディスク”と表記しています。
◇オプションをすべて選択する場合【UNIX】             (MB:メガバイト)

サーバ

クライアント
(Windows NT(R),
Windows(R) 2000,
Windows(R) XP, Windows Server(TM) 2003)

クライアント
(Windows(R) 98/Me)

Solaris OE版

65MB以上

100MB以上

100MB以上

Linux版

35MB以上

90MB以上

90MB以上

Linux for Itanium版

65MB以上

115MB以上

115MB以上

HP版

35MB以上

90MB以上

90MB以上

AIX版

30MB以上

90MB以上

90MB以上

■運用時に必要なハードウェア資

Systemwalker Operation Managerを運用するためには、“導入時に必要なハードウェア資源”以外にも以下の見積もりが必要です。

◆メモリ使用

Systemwalker Operation Managerを運用するために必要なメモリ使用量を下表に示します。

                     (MB:メガバイト)


サーバ

クライアント
(Windows NT(R),
Windows(R) 2000, Windows(R) XP,
Windows Server(TM) 2003)

クライアント
(Windows(R) 98/Me)

Windows版

40MB以上

30MB以上(注)

25MB以上(注)

Solaris OE版

20MB以上

30MB以上

25MB以上

Linux版

20MB以上

20MB以上

20MB以上

Linux for Itanium版

35MB以上

20MB以上

20MB以上

HP版

20MB以上

20MB以上

20MB以上

AIX版

20MB以上

20MB以上

20MB以上

注)クライアントに業務連携のみをインストールした場合、メモリ使用量は約3MB以上となります。

◆運用形態に応じたサーバ側ディスク容

Systemwalker Operation Managerを運用するためには、運用規模に応じて以下のディスク容量が必要です。下表により、運用に必要な容量をあらかじめ見積もっておき、インストール時には余裕を持たせたディスクの空き容量を確保してください。

◇ カレンダ

運用に必要なファイル

必要なディスク容量(バイト)

カレンダファイル

カレンダ数×14K+94K

電源制御ファイル

5K

ログファイル

2M×2

◇ サービス・アプリケーション起動

運用に必要なファイル

必要なディスク容量(バイト)

情報ファイル

2K

注)UNIXの場合、サービス起動は利用できません。
◇ ジョブスケジューラ

運用に必要なファイル

必要なディスク容量(バイト)

基本容量【UNIX】

13M

スケジュール情報
ファイル

(512×プロジェクト数)×2+
(4000×全ジョブネット数+1000×全ジョブ数)×2(注)

ログファイル

ジョブスケジューラ起動パラメタに
設定する値(1M〜99M)×3

ジョブネット履歴
ファイル

4000×日変わり時刻から24時間内に
実行されるジョブネット数

ジョブごとの標準出力、
エラー出力ファイル

登録した各ジョブが出力する標準出力、
エラー出力容量の総計

注)グループを運用する場合、(1200×全グループ数+6000×グループに属している全
ジョブネット数)×2を追加します。
備考. ジョブネットが階層化されている場合、子ジョブネットは、親ジョブネットに
ジョブとして登録されるため、ジョブネットのカウントだけでなくジョブとしてのカウントも必要です。
◇ ジョブ実行制御

運用に必要なファイル

必要なディスク容量(バイト)

基本容量【Windows】

14M

基本容量【UNIX】

1M

スプール

256B×q+n×(4K+j+o+e)
q:キューの数
n:システムに同時に存在し得るジョブ(実行待ち・実行保留・
実行中・出力保留状態のジョブ総数)の最大数
j:ジョブファイルの大きさ
o:標準出力ファイルの大きさ
e:標準エラー出力ファイルの大きさ

トレースファイル
【Windows】(注)

500K×101

トレースファイル
【UNIX】(注)

5M×2×9

注)トレースファイルは、求められたディスク容量でトレース情報をサイクリックに
管理します。
備考. ログファイル、稼働実績情報ファイルを採取する場合は、それらの容量が必要です。
見積り方法は、“Systemwalker Operation Manager 導入手引書"を参照してください。
◇ イベント監視【Windows】

運用に必要なファイル

必要なディスク容量(バイト)

定義ファイル

定義イベント行×2K(注)

注)複雑な定義や長いパラメタを指定する場合、上記容量を超える場合があります。
その場合は、さらに2倍で見積もってください。
◇ 業務連携

運用に必要なファイル

必要なディスク容量(バイト)

トレースファイル
【Windows】

7.5MB

トレースファイル
【UNIX】

5.0MB

ホスト情報定義ファイル

350×登録ホスト数

パスワード管理簿ファイル

200×登録ユーザ数

◇ Systemwalkerログ情報

運用に必要なファイル

必要なディスク容量(バイト)

ログファイル格納領域
【Windows】

サーバ   : 15.5MB以上(最大30.5MB)
クライアント:  0.5MB以上(最大 1.0MB)

ログファイル格納領域
【UNIX】

サーバ   :  3.5MB以上(最大 7.0MB)

備考.Systemwalker Operation Managerが出力するログファイルの格納領域です。

[EE]

◇ スケジュール分散【UNIX】
  管理サーバ

運用に必要なファイル

必要なディスク容量(バイト)

基本容量

(4000×配付されるジョブネット数
+ 1000×ジョブ数) × 2 (注4)

スケジュール分散状況
ファイル(注1)

(100+スケジュールサーバ数×200)×スケジュール実績数
+ 40×(スケジュール状況管理日数
+ 未来スケジュールの日数) (注5)

持ち越し制御情報
ファイル(注2)

(260×持ち越しジョブネット数×2)
+ (42×当日未適用ジョブネット数)

トレースファイル(注3)

(30MB×サブシステム数)+30MB

  スケジュールサーバ

運用に必要なファイル

必要なディスク容量(バイト)

基本容量

(4000×配付されるジョブネット数
+ 1000×ジョブ数) × 2 (注4)

スケジュール分散状況
ファイル(注1)

40×(スケジュール状況管理日数
+ 未来スケジュールの日数) (注5)

持ち越し制御情報
ファイル(注2)

(260×持ち越しジョブネット数×2)
+ (42×当日未適用ジョブネット数)

トレースファイル(注3)

(30MB×サブシステム数)+30MB

注1)スケジュール分散状況ファイルとは、スケジュール情報の分散状況を格納した
ファイルで、以下のファイルのことです。
・スケジュール分散のデータベースディレクトリ配下の“stemmanager.db”および“start_end.log”
注2)持ち越し制御情報ファイルとは、持ち越しジョブネットなどの情報を格納した
ファイルで、以下のファイルのことです。
・スケジュール分散のデータベースディレクトリ配下の“carry_st.lst”、“carry.lst”、“運用日(yyyymmdd).dat”
注3)トレースファイルは、求められたディスク容量でトレース情報をサイクリックに管理します。
注4)グループを運用する場合は、以下を追加します。
(1200×全グループ数+6000×グループに属している全ジョブネット数)× 2
注5)未来スケジュールの日数とは、当日より前にスケジュールを登録しておく日数です。

■電源制御に必要なハードウェア【Windows

電源制御を行う場合、以下のハードウェアのうちのいずれかが必要です。

なお、シャットダウン、リブートのみの運用の場合は不要です。

クライアントからサーバの電源を投入する場合には、以下のハードウェアのうちのいずれかが必要です。

注1) 富士電機製UPSを用いてクライアントからサーバの電源を投入する場合、
クライアントOSはWindows NT(R)、Windows(R) 2000、Windows Server(TM) 
2003 のみの対応となります。
注2) ネットワークと接続するためのインタフェースカードが別製品の場合
は、対応するインタフェースカードが必要となります。

■電源制御に必要なハードウェア【UNIX

電源制御を行う場合、以下の電源制御装置が必要です。Solaris OE版およびLinux版の場合のみ利用できます。Linux for Itanium版の場合は、電源制御機能は使用できません。

なお、シャットダウン、リブートのみの運用の場合は不要です。

クライアントからサーバの電源を投入する場合も同じです。ただし、“Systemwalker Enabled”で認定された電源制御装置で、ネットワークと接続するためのインタフェースカードが別製品の場合は、対応するインタフェースカードが必要となります。

■イベント監視に必要なハードウェア【Windows

ポケットベル通知を行うためには、以下のハードウェアが必要です。

音声による通知を行うためには、以下のハードウェアが必要です。

注) 機種によりオーディオカードを搭載できない場合があります。

■業務連携に必要なハードウェ

業務連携の各機能を使うためには、以下のハードウェアが必要です。


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