Systemwalker Operation Manager 解説書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003 - |
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第1章 機能概要 | > 1.2 Systemwalker Operation Managerの運用形態 |
Systemwalker Operation Managerのジョブスケジューラとジョブ実行制御は、まとめて複数動作させることができます。ジョブスケジューラとジョブ実行制御をまとめて“サブシステム”と呼び、サブシステムを複数動作させる運用を“複数サブシステム運用”と呼びます。
サブシステムは、単一のマシンで10個まで起動することができます。
複数サブシステム運用により、以下のような運用が可能です。
それぞれの運用形態について説明します。
下図に示すように、単一のマシンでサブシステムを複数運用する形態です。
単一のマシンで複数サブシステム運用することにより、例えば下図のように、サブシステム0では本番運用、サブシステム1では、来月分のテスト運用、サブシステム2では、新規業務のテスト運用を実施するといった運用が可能です。
上記の例で、テスト運用のジョブを実際に稼働すると、本番運用で使用する資源などに影響を与える可能性があります。影響を与えそうな場合は、ジョブを無効状態にして実行をバイパスしてください。
これによって、本番運用に影響を与えることなく構築した業務に問題がないかを事前に検証することができます。
下図のように、スケジュールサーバのみをサブシステムとして複数運用する形態です。
スケジュールサーバのみを複数サブシステム運用することにより、例えば下図のようなネットワークジョブと連携した、テスト運用が可能です。
実行サーバが以下のバージョンの場合、この運用は行えません。
スケジュールサーバのサブシステム番号0からのジョブの実行依頼のみ可能です。詳細は、“Systemwalker Operation Manager 導入手引書”を参照してください。
下図のように、スケジュールサーバと実行サーバの両方をサブシステムとして複数運用する形態です。
上記の運用では、スケジュールサーバと実行サーバのサブシステム番号を必ず一致させる必要があります。
スケジュールサーバと実行サーバをサブシステム運用することにより、例えばサブシステムごとに多重度を設定するなど、サブシステムごとにジョブの実行環境を作成することが可能です。
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