Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル - UNIX共通 -
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第6章 セキュリティコマンド

[EE]
6.4 mpaclclsコマンド

■記述形式

mpaclcls [-u ] [-s サブシステム番号]

■機能説明

クラスタ環境において、プロジェクトに設定されているアクセス権情報を退避するための共有ディスクの情報を設定します。

■オプション

◆-u

クラスタ環境を解除する場合に指定します。サブシステム番号が指定されている場合は、指定されたサブシステム番号のクラスタ環境を解除します。

◆-s サブシステム番号

サブシステム番号を指定します。本オプションは、2ノード相互待機運用の場合にのみ使用します。2ノード相互待機運用の場合に本オプションを省略するとエラーになります。また、2ノード相互待機運用でない場合に本オプションを指定するとエラーになります。

■復帰値

0:    正常終了
0以外: 異常終了

■コマンド格納場所

Solaris OE版
HP版
Linux版
Linux for Itanium版

Systemwalker Operation Managerインストール先ディレクトリ/FJSVfwseo/bin

■実行に必要な権限

システム管理者(スーパ・ユーザ)の権限が必要です。

■記述例

1:1運用待機の運用において、共有ディスクの情報を設定します。

mpaclcls

2ノード相互待機の運用において、サブシステム1で運用しているノードの共有ディスクの情報を設定します

mpaclcls -s 1

1:1運用待機の運用において、共有ディスクの情報を解除します。

mpaclcls -u

2ノード相互待機の運用において、サブシステム1で運用しているノードの共有ディスクの情報を解除します。

mpaclcls -u -s 1

■実行結果/出力形式

異常終了時は、標準エラー出力にメッセージが出力されます。


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