Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル - Microsoft(R) Windows NT(R)/Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003 -

6.1 f3crheet 待ち合わせ終了通知コマンド

■記述形式

f3crheet 待ち合わせ終了通知

■機能説明

シャットダウン/電源切断処理を特定の処理やアプリケーションの終了まで延期する場合に、本コマンドで待ち合わせ終了通知を行います。

本コマンドで待ち合わせ終了通知を行う場合は、あらかじめ[待ち合わせ終了通知定義]ダイアログボックスに通知する文字列(本コマンドのオペランド)を定義しておく必要があります。一括電源制御の対象ホストで本コマンドを使用するためには、制御ホスト側の[待ち合わせ終了通知定義]ダイアログボックスに定義します。

■オペランド

◆待ち合わせ終了通知

特定の処理やアプリケーションが終了したことを示す文字列を指定します。

半角で100文字まで指定できます。文字列の中に空白を含むことはできません。

他の処理やアプリケーションおよび他ノードで指定する“待ち合わせ終了通知”と一致しない文字列を指定してください。

■使用方法(ジョブネットの終了後にシャットダウンを行う方法)

ジョブスケジューラの終了処理ジョブネットのシャットダウン出口において、“shutdown.exe”コマンドの代わりに“f3crheet.exe”コマンドを使用すると、ジョブネットの終了時には、システムがシャットダウンされる代わりに待ち合わせ終了通知が出力されます。この待ち合わせ終了通知を[待ち合わせ終了通知定義]ダイアログボックスで定義しておくと、本コマンドで指定した待ち合わせ終了通知が出力されるまでシャットダウン処理が延期されます。

ジョブスケジューラの終了処理ジョブネットのシャットダウン出口以外でも本コマンドを発行すれば、ジョブネットの終了以外の事象も同時に待ち合わせてシステムをシャットダウンできるので便利です。

■復帰値

復帰値	意味
0	正常に終了しました。
10	何らかのエラーが発生しました。主な原因を以下に示します。 ・パラメタに誤りがあります。 ・既に待ち合わせを完了しています。
20	ノード間において通信エラーが発生しました。