Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル - Microsoft(R) Windows NT(R)/Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003 - |
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第5章 バックアップ連携コマンド |
mpback [-SdSDomain] [-ScSComputer] |
既存のARCserveのバックアップ用ジョブスクリプト内の処理対象ファイル、ディレクトリ、出力先テープを変更し、バックアップします。また、既存のARCserveのバックアップ用ジョブスクリプト内のファイル作成、修正フィルタ日付を変更し、それに適合したファイル・ディレクトリのみをバックアップします。
バックアップ用のARCserve用ジョブスクリプトをフルパスで指定します。ただし、ネットワークパス名を使用しないでください。
-fオプションを指定する場合、雛形になるバックアップ用ジョブスクリプトは、以下の条件を満たしてください。
ジョブスクリプト内で指定されている入力元のソースドメイン名を、本パラメタで指定するソースドメイン名に変更することを指定します。
省略した場合は、ジョブスクリプト内で指定されている入力元のソースドメイン名の変更は行いません。
ジョブスクリプト内で指定されている入力元のソースコンピュータ名を、本パラメタで指定するソースコンピュータ名に変更することを指定します。
省略した場合は、ジョブスクリプト内で指定されている入力元のソースコンピュータ名の変更は行いません。
ジョブスクリプト内で指定されている入力元のドメインにアクセスするためのユーザ名を、本パラメタで指定するユーザ名に変更することを指定します。
省略した場合は、ジョブスクリプト内で指定されている入力元のドメインにアクセスするためのユーザ名の変更は行いません。
ジョブスクリプト内で指定されている入力元のコンピュータにアクセスするためのユーザ名を、本パラメタで指定するユーザ名に変更することを指定します。
省略した場合は、ジョブスクリプト内で指定されている入力元のコンピュータにアクセスするためのユーザ名の変更は行いません。
ジョブスクリプト内で指定されている入力元のソース側のパスワードを、本パラメタで指定するパスワードに変更することを指定します。
省略した場合は、ジョブスクリプト内で指定されている入力元のソース側のパスワードの変更は行いません。
バックアップの入力元となるファイル、またはディレクトリをフルパス名で指定します。ネットワークパスを指定する場合は共有名から指定してください。
特定ファイル、ディレクトリのみをバックアップ対象としたい場合には、本オプションにフルパス名を指定します。複数のファイル、ディレクトリを指定する場合には、バックアップ対象ファイル、ディレクトリごとにスラッシュ(/)で区切り指定します。ただし、文字列の最後にスラッシュを付けないでください。複数指定時は259文字以下で指定してください。259文字以下ならばファイル、ディレクトリを何個指定しても構いません。
ネットワークパスで複数指定する場合もスラッシュ(/)で区切り指定します。ただし、文字列の最後にスラッシュを付けないでください。複数指定時は259文字以下で指定してください。259文字以下ならば何個指定しても構いません。
ジョブスクリプト内で指定されているファイル作成、修正フィルタ日付を、本パラメタで指定する日付に変更することを指定します。本オプションで指定された日付以後に作成、または修正されたファイルのみをバックアップ対象にする場合に指定します。
省略した場合は、ジョブスクリプト内で指定されているファイル作成、修正フィルタ日付の変更は行いません。
ジョブスクリプト内で指定されている出力先のデバイスグループを、本パラメタで指定するデバイスグループに変更することを指定します。
省略した場合は、ジョブスクリプト内で指定されている出力先のデバイスグループの変更は行いません。
ジョブスクリプト内で指定されている出力先のテープ名を、本パラメタで指定するテープ名に変更することを指定します。
省略した場合は、ジョブスクリプト内で指定されている出力先のテープ名の変更は行いません。
ARCserveのジョブスクリプト実行時のログデータを出力することを指定します。
省略した場合は、ログデータは出力されません。
ジョブスクリプト内で指定されている処理対象のソースやデスティネーションとなるコンピュータを、コマンドが実行されているローカルコンピュータに変更することを指定します。
省略した場合は、ソースやデスティネーションとなるコンピュータの変更は行いません。
ARCserveのジョブスクリプト実行時のログファイルを削除することを指定します。
省略した場合は、ログファイルは削除されません。
Administrators権限が必要です。
ローカルコンピュータのディレクトリ“c:\home”をデバイスグループ“group0”の装置に入っているテープ“tape1”にバックアップする場合の記述例を以下に示します。
mpback -ic:\home -ogroup0 -ttape1 -l -m -x d:\script\bkp1.asx |
リモートコンピュータ“computer1”のディレクトリ“c:\home”をデバイスグループ“group0”の装置に入っているテープ“tape1”にバックアップする場合の記述例を以下に示します。
なお、オペランドとオペランドの間は、空白1文字(半角)を入力してください。
mpback -Sddom1 -Sccomputer1 -SCuuser1 -Sppass1 -ic:\home -ogroup0 -ttape1 -l -x |
dom1:ドメイン名1 user1:ユーザ名1 pass1:パスワード1
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