Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル - Microsoft(R) Windows NT(R)/Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003 -
目次 索引 前ページ次ページ

第2章 ジョブスケジューラコマンド> 2.2 一般ユーザ向けコマンド

2.2.40 jobschchecktimeコマンド

■記述形式

jobschchecktime -wt waittime [-lt maxwaittime] [-sys サブシステム番号]

注)“ [-sys サブシステム番号]”はSystemwalker Operation Manager EEのオペランドです。

■機能説明

オペランドで指定した待ち合わせ時刻が来るまで待ちます。既に待ち合わせ時刻を過ぎていた場合は、すぐに終了します。

オペランドで最大待ち合わせ時刻を指定していた場合は、その時刻の前後で復帰値が変わります。

待ち合わせ時刻および最大待ち合わせ時刻は、日変わり時刻を考慮した時刻です。

サーバが動作していないときは使用できません。

■オペランド

◆-wt waittime:

この時刻を待ち合わせ時刻にします。時と分を2桁ずつ指定します。0000から2359までの値が指定できます。日変わり時刻を考慮します。例えば、日変わり時刻が10時の場合は0900という指定は翌日の9時を表します。

◆-lt maxwaiting:

この時刻を最大待ち合わせ時刻にします。時と分を2桁ずつ指定します。0000から2359までの値が指定できます。日変わり時刻を考慮します。例えば、日変わり時刻が10時の場合は0930という指定は翌日の9時30分を表します。待ち合わせ時刻より早くなるように指定した場合はエラーになります。

[EE]
◆-sys サブシステム番号

複数サブシステム運用をしているシステムで、操作対象のサブシステムを指定するためのオペランドです。操作対象とするサブシステム番号を、0から9の範囲で指定します。このオペランドを省略した場合、サブシステム番号0が操作対象となります。

■復帰値

0:
以下のいずれかであったことを示します。
1:
最大待ち合わせ時刻以降に起動されたことを示します。
21:
オプションの指定に誤りがあることを示します。使用できないオペランドを指定したり、オペランドの値や組み合わせが不適切な場合にこの復帰値を返します。
22:
システムまたはユーザの環境に関するエラーが発生したことを示します。
31:
Systemwalker Operation Managerの環境に関する内部エラーが発生したことを示します。
35:
その他の内部エラーが発生したことを示します。

目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 1995-2005