Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル - Microsoft(R) Windows NT(R)/Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003 -
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第2章 ジョブスケジューラコマンド> 2.2 一般ユーザ向けコマンド

2.2.19 jobschprint -p(-P)コマンド

■記述形式

jobschprint {-p|-P} [-sys サブシステム番号]  (注)

注)“ [-sys サブシステム番号]”はSystemwalker Operation Manager EEのオペランドです。

■機能説明

登録されているジョブについて、現在の状態を出力します。

■オペランド

◆-p|-P

コマンドの実行ユーザが参照できるジョブについて現在の状態を出力します。

[EE]
◆-sys サブシステム番号

複数サブシステム運用をしているシステムで、操作対象のサブシステムを指定するためのオペランドです。操作対象とするサブシステム番号を、0から9の範囲で指定します。このオペランドを省略した場合、サブシステム番号0が操作対象となります。

■出力項目の説明

出力項目について説明します。

◆User Name

jobschprintコマンドの実行ユーザ名です。

◆Project Name

プロジェクト名です。

◆Job Net

ジョブネット名です。

◆Job Name

登録されているジョブです。実行属性が“Interstage”の場合は、ワークユニット名です。

子ジョブネットをジョブとして出力する場合には、子ジョブネットのジョブネット名を出力します。

先頭から24バイト分まで表示します。

◆Status

ジョブの状態です。

子ジョブネットをジョブとして表示する場合には、子ジョブネットの状態を表示します。

以下に示した13種類の状態から選択表示されます。

Normal:
正常終了
Pseudo:
疑似正常
Abend:
異常終了
Forced:
強制終了
Execute:
実行中(子ジョブネットで状態が終了遅延の場合も、実行中として表示されます)
Delay:
実行遅延(子ジョブネット場合は実行遅延になりません)
Warning:
警告(子ジョブネットの場合のみ)
Wait:
実行待ち
Pause:
停止中
Disable:
無効状態
Pass & W:
実行待ちのジョブがパスされた状態
Pass & P:
停止中のジョブがパスされた状態
Pass & D:
無効状態のジョブがパスされた状態

[ジョブネット起動パラメタの定義]ウィンドウで疑似正常を無効にしている場合は、“疑似正常”状態は“正常終了”状態として表示されることに注意してください。

◆Start Time

ジョブの開始時刻です。

子ジョブネットをジョブとして出力する場合には、子ジョブネットの開始時刻を出力します。

◆End Time

ジョブの終了時刻です。

子ジョブネットをジョブとして出力する場合には、子ジョブネットの終了時刻を出力します。

◆Completion Code

ジョブの終了コードです。

子ジョブネットをジョブとして出力する場合には、子ジョブネットの終了コードを出力します。

■出力例

コマンドの出力結果“Job Status List”の例を以下に示します。


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