Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル - Microsoft(R) Windows NT(R)/Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003 -
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第1章 共通コマンド

1.7 mpbko バックアップコマンド

■記述形式

mpbko ドライブ名:ディレクトリ名 [/Ca|/Cs] [/d] [/SN]

■機能説明

Systemwalker Operation Managerサーバ上の環境定義情報やジョブのスケジュール情報といった運用管理情報を、指定したディレクトリにバックアップします。

■オペランド

◆ドライブ名:ディレクトリ名

バックアップ先を指定します。ドライブ名:ディレクトリ名は、半角英数字32文字以内で指定します。空白を含むことはできません。

ドライブ名

書込み可能なバックアップ先のハードディスクのドライブ名を指定します。

ディレクトリ名

バックアップ先のディレクトリを指定します。

◆/Ca|/Cs

本オペランドは、クラスタシステムでバックアップするときに使用します。クラスタ運用でない通常のシステムでバックアップする場合は本オペランドを省略します。本オペランドは、“ドライブ名:ディレクトリ名”よりも後に指定します。

/Ca

本オペランドは、運用中のノードでバックアップするときに指定します。運用中のノード上の情報と共有ディスク上の情報がバックアップされます。

/Cs

本オペランドは、待機中のノードでバックアップするときに指定します。待機中のノード上の情報がバックアップされます。

◆/d

バックアップ時に確認メッセージを一切出力せずに、サイレントモードで資産をバックアップさせる場合に指定します。本オぺランドを指定する場合は、バックアップ先ディレクトリを空にしておく必要があります。バックアップ先ディレクトリが空ではない場合、コマンドは、エラー終了します。

◆/SN

Systemwalker Operation Managerのサービスを停止せずにバックアップするときに指定します。

■コマンド格納場所

Systemwalker Operation Managerインストール先ディレクトリ\MpWalker.JM\MpCmtool\backup\bin

■注意事項

■バックアップ容量

バックアップ先に必要な容量は、環境や登録データ量により変わります。容量は、以下の値を基に見積もります。可変部の容量を算出し、固定部の容量に加算してください。

固定部

固定部は、586KByteです。

可変部

可変部は以下のとおりです。

■記述例

Systemwalker Operation Managerが“c:\win32app”配下にインストールされている場合、Systemwalker Operation Managerサーバの環境定義情報やジョブのスケジュール情報といった運用管理情報やログ情報を、“d:\tmp\OMGRBack”ディレクトリにバックアップするときの指定例を以下に示します。

cd c:\win32app\MpWalker.JM\MpCmtool\backup\bin
mpbko d:\tmp\OMGRBack


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