PowerFX V1.0 移行説明書 - Microsoft(R) Windows(R) -
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第6章 メッセージ> 6.2 PowerRDBconnector環境作成機能(crtcbinfコマンド)

6.2.2 エラーメッセージ

エラーメッセーは、crtcbinfコマンドの-Lパラメーターで指定されたフォルダに作成されるエラーログファイル(cverr_log.trc)に出力されます。

出力されるエラーメッセージ、意味、および対処について以下に示します。


 

E1010 COBOLソース[パス名+ファイル名]のオープンに失敗したので処理を中断します。

意味

パス名またはファイル名に誤りがあるなどの原因で、オープンに失敗しました。

対処

直前のシステムエラーのメッセージ内容を確認し、正しいパス名またはファイル名を再入力してください。


 

E1011 COBOLソース[ファイル名]の行[ソースISN、コピーISN]の入力処理に失敗したので処理を中断します。

意味

入力処理に失敗しました。

対処

直前のシステムエラーのメッセージ内容を確認し、原因を修復して再入力してください。


 

E1012 COBOLソース[ファイル名]の行[ソースISN、コピーISN]のSELECT句は無効なのでSELECT句の解析を中断します。

意味

指定された行のSELECT句に無効となる記述があるため、解析を中断しました。

対処

指定された行のSELECT句の記述を確認し、原因となる記述を修正して再入力してください。


 

E1013 COBOLソース[ファイル名]の行[ソースISN、コピーISN]のFD句は無効なのでFD句の解析を中断します。

意味

指定された行のFD句に無効となる記述があるため、解析を中断しました。

対処

指定された行のFD句の記述を修正して再入力してください。


 

E1014 COBOLソース[ファイル名]の行[ソースISN、コピーISN]のデータ記述項は無効なのでデータ記述項の解析を中断します。

意味

指定された行に無効となる記述があるため、解析を中断しました。

対処

原因となる記述を修正して再入力してください。


 

E1015 [パス名+ファイル名]ファイルのオープンに失敗したので処理を中断します。

意味

パス名またはファイル名に誤りがあります。

対処

正しいパス名またはファイル名を再入力してください。


 

E1016 [パス名+ファイル名]ファイルの読込みに失敗したので処理を中断します。

意味

ファイルの読込みに失敗したので処理を中断します。

対処

直前のシステムエラーのメッセージ内容を確認し、原因を修復して再入力してください。


 

E1017 [パス名+ファイル名]ファイルのクローズに失敗したので処理を中断します。

意味

ファイルのクローズに失敗しました。

対処

直前のシステムエラーのメッセージ内容を確認し、原因を修復して再入力してください。


 

E1018 [パス名+ファイル名]ファイルの書込みに失敗したので処理を中断します。

意味

ファイルの書込みに失敗しました。

対処

直前のシステムエラーのメッセージ内容を確認し、原因を修復して再入力してください。


 

E1019 CREATE TABLE文作成に失敗しました。ファイル名:[ファイル名]

意味

CREATE TABLE文作成に失敗しました。

対処

直前のシステムエラーのメッセージ内容を確認し、原因を修復して再入力してください。


 

E1020 CREATE VIEW文作成に失敗しました。
ファイル名:[ファイル名]

意味

CREATE VIEW文作成に失敗しました。

対処

直前のシステムエラーのメッセージ内容を確認し、原因を修復して再入力してください。


 

E1021 CREATE (UNIQUE) INDEX文作成に失敗しました。
ファイル名:[ファイル名]

意味

CREATE UNIQUE INDEX文作成に失敗しました。

対処

直前のシステムエラーのメッセージ内容を確認し、原因を修復して再入力してください。


 

E1022 ひな型ファイルが存在しません。
ファイル名:[ひな型ファイル名]

意味

ひな型ファイルがコマンドと同じフォルダに存在しません。

対処

ひな型ファイルを確認し、再入力してください。


 

E1023 [ひな型ファイル名]ファイルが破損しているので処理を中断します。

意味

ひな型ファイルの内容が破損しています。

対処

ひな型ファイルの内容を確認し、原因を修復して再入力してください。


 

E1024 COBOLソース[ファイル名]のファイル[定義のファイル名]の列情報作成に失敗しました。

意味

列情報作成に失敗しました。

対処

直前のエラーのメッセージ内容を確認し、原因を修復して再入力してください。


 

E1025 COBOLソース[ファイル名]のファイル[定義のファイル名]に列情報がないため、SQL表定義文ファイルを作成できません。

意味

COBOLソースのファイルに列情報がないため、SQL表定義文ファイルを作成できません。

対処

直前のエラーのメッセージ内容を確認し、原因を修復して再入力してください。


 

E1026 COBOLソース[ファイル名]に有効な解析情報がないため、ファイルの生成を中断します。

意味

COBOLソースに有効な解析情報がないため、ファイルの生成を中断します。

対処

COBOLソースの内容を確認し、原因を修正して再入力してください。


 

E1027 内部矛盾が検出されました。

意味

コマンドの内部処理で矛盾を検出しました。

対処

インストールフォルダ内の\F3JAPFX\BIN内の環境設定ファイル(cvdbl.ini)のLOG_LEVELをTRACEにし、再度コマンドを実行後、採られたcvtrc_log.trcを当社技術員に連絡してください。


 

E1028 コマンド実行中に異常が検出されました。詳細情報

意味

Windows(R)システムから詳細情報で示される異常を検出しました。

対処

詳細情報を確認し、原因を解消して再度コマンドを実行してください。


 

E1029 警告またはエラーを検出しました。エラーログファイルを確認してください。

意味

警告またはエラーを検出しました。

対処

エラーログファイルの内容を確認し対処してください。


 

W1000 [パラメーター情報]パラメーターの指定内容に誤りがありました。暗黙値で処理を続行します。

意味

パラメーター情報のオペランドに指定できない文字が指定されているか、または、オペランドを指定していません。

対処

暗黙時のオペランド以外を指定する場合は、正しいパラメーターを再入力してください。


 

W1001 COBOLソース[ファイル名]の行[ソースISN、コピーISN]のCOPY登録集の読込みに失敗したのでCOPY行を無視します。

意味

COPY登録集格納フォルダ指定に誤りがあるなどの理由で、読込みに失敗しました。

対処

直前のシステムエラーのメッセージ内容を確認し、原因を修復して再入力してください。


 

W1002 COBOLソース[ファイル名]の行[ソースISN、コピーISN]のファイル定義体の読込みに失敗したのでCOPY行を無視します。

意味

以下のいずれかの原因で読込みに失敗しました。

対処

直前のシステムエラーのメッセージ内容を確認し、原因を修復して再入力してください。


 

W1003 COBOLソース[ファイル名]のファイル[定義のファイル名]にサポート外のファイル識別名[定義のファイル識別名]が指定されているので生成処理の対象外にします。

意味

SQL定義のテーブル名として使用できないファイル識別名が使用されています。

対処

SQL定義のテーブル名として使用する場合は、定義されているファイル識別名を変更して再入力してください。


 

W1004 COBOLソース[ファイル名]のファイル[定義のファイル名]にサポート外の代名[定義の代名]の名前が指定されているので生成処理の対象外にします。

意味

SQL定義のテーブル名として使用できないファイルが使用されています。

対処

SQL定義のテーブル名として使用する場合は、定義されている代名を変更して再入力してください。


 

W1005 COBOLソース[ファイル名]のファイル[定義のファイル名]に有効なレコード記述項のデータ項目が指定されていないので生成処理の対象外にします。

意味

指定された行のデータ記述項に有効なレコード記述項目が指定されていません。

対処

原因となる記述を修正して再入力してください。


 

W1006 [入力情報]に指定された値に誤りがありました。デフォルトの値で処理を継続します。

意味

パラメーター情報のオペランドに指定できない文字が指定されているか、または、COBOLソースにサポート外のデータ型が含まれています。

対処

初期値以外を指定する場合は、正しいパラメーターを再入力してください。

初期値のデータ型以外を指定する場合は、COBOLソースのデータ型を確認し、変更して再入力してください。


 

W1007 COBOLソース[ファイル名]のファイル[定義のファイル名]内の精度、または位取りがデータ型の範囲を超えています。
データ名:[データ名]

意味

COBOLソースのデータの精度、または位取りが対象データベースのデータ型で扱える範囲を超えています。

対処

データの精度、または位取りを確認し、変更して再入力してください。


 

W1008 [パス名+ファイル名]ファイルを上書きしました。

意味

出力先に指定されたフォルダに同名のファイルが存在しています。

対処

同名のファイルが存在している場合は、出力先フォルダを変更して再入力してください。


 

W1009 COBOLソース[ファイル名]の行[ソースISN、コピーISN]にサポート外の属性を検出したので、生成処理の対象外にします。

意味

COBOLソースに解析対象外の属性がありSQL表定義文が正しく生成されていない場合があります。

対処

解析対象外の属性をテーブルに指定したい場合は生成されたSQL表定義文を修正するかRDB定義を修正してください。


 

W1010 COBOLソース[ファイル名]の行[ソースISN、コピーISN]にサポート外の記述を検出したのでRECORD句を無視します。

意味

COBOLソースに解析対象外の記述がありSQL表定義文が正しく生成されていない場合があります。またはRECORD句で固定形式や可変形式の定義をしています。

対処

生成されたSQL表定義文に問題がないことを確認してください。RECORD句で可変形式の定義をしている場合は、固定形式に変更して再度実行してください。


 

W1011 COBOLソース[ファイル名]の行[ソースISN、コピーISN]に無名項目を検出しました、列名をFILLERとして出力します。

意味

COBOLソースに無名項目が存在しているが、-Aパラメーターを指定していません。

対処

生成されたSQL表定義文に問題がないことを、とくに無名項目が複数存在していないかについて確認してください。生成されたラベルに問題がある場合は-Aパラメーターを付加して再度実行するか、または生成されたテーブル定義を修正してください。


 

W1012 COBOLソース[ファイル名]の行[ソースISN、コピーISN]にOCCURS句を検出しました。

意味

COBOLソースのレコード定義にOCCURS句を検出したが、-Aパラメーターを指定していません。

対処

生成されたSQL表定義文に問題がないことを、とくに同名ラベルが二重定義されていないか確認してください。生成されたラベルに問題がある場合は-Aパラメーターを付加して再度実行するか、または生成されたテーブル定義を修正してください。


 

W1013 ファイル[定義のファイル名]に有効なキー列情報が存在しないため、インデックス作成用のSQL表定義文は作成できません。

意味

COBOLソース内で使用している項目名とファイル定義体の展開で指定している項目名が一致していません。

対処

ファイル定義体の展開で指定している項目名を確認してください。間違っている場合は-Nパラメーターを正しく指定し、コマンドを再実行してください。


 

W1014 COBOLソース[ファイル名]の行[ソースISN、コピーISN]にサポート外の記述を検出したのでDISJOINING句を無視します。

意味

DISJOINING句を指定している記述がありSQL表定義文が正しく生成されていない場合があります。

対処

生成されたSQL表定義文に問題がないことを確認してください。


 

W1015 COBOLソース[ファイル名]の行[ソースISN、コピーISN]にREDEFINES句を検出しました。

意味

レコード定義にREDEFINES句が指定されています。

対処

REDEFINES句が指定された場合、データ記述項を選択して処理が行われるため、生成されたSQL表定義文に問題がないことを確認してください。


 

W1016 COBOLソース[ファイル名]の行[ソースISN、コピーISN]にサポート外の記述を検出したのでキー項目の修飾を無視します。

意味

RECORD KEY句で修飾を使用している記述がありSQL表定義文が正しく生成されていない場合があります。

対処

キー項目の修飾を無視して処理されるため、生成されたSQL表定義文に問題がないことを確認してください。


 

W1017 COBOLソース[ファイル名]の行[ソースISN、コピーISN]にレコード記述の再定義を検出しました。

意味

COBOLソースのFDにレベル番号01をもつ記述項が2つ以上従属しています。

対処

複数のレコード定義が指定されている場合、先頭のレコード定義のデータ記述項で処理されるため、生成されたSQL表定義文に問題がないことを確認してください。


 

W1018 COBOLソース[ファイル名]の行[ソースISN、コピーISN]にサポート外の記述を検出したのでREPLACING句を無視します。

意味

COPY文にREPLACING句を指定している記述がありSQL表定義文が正しく生成されていない場合があります。

対処

REPLACING句を無視して処理されるため、生成されたSQL表定義文に問題がないことを確認してください。


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