PowerFX V1.0 移行説明書 - Microsoft(R) Windows(R) -
目次 索引 前ページ次ページ

第5章 Windows(R)での作業> 5.2 資産の移入と変換> 5.2.2 PowerRDBconnector環境の作成

5.2.2.4 PowerRDBconnector環境作成機能の実行例

ここでは、PowerRDBconnector環境作成機能(crtcbinfコマンド)によるCOBOL実行環境の実行例について説明します。

2つの実行例の違いは、-Gパラメ-ターと-Aパラメーターを使用しているかどうかです。

crtcbinfコマンドで指定するCOBOLソースプログラム(Sample.cob)を、以下に示します。

記述例1(-AパラメーターのPREFIX指定なし、-Gパラメーター指定なし)

crtcbinf コマンドの記述例を以下に示します。

データベースにSQL Serverを選択し、すべての生成資産をカレントフォルダに作成します。生成されるSQL表定義文には、テーブル作成用のSQL表定義文が含まれます。

COBOL初期化ファイル

記述例1を実行した場合に生成されるCOBOL初期化ファイル(COBOL85.CBR)の出力例を以下に示します。

(1)(2)(3)はCOBOL文の(1)(2)(3)に対応します。

PowerRDBconnector動作環境ファイル

記述例1を実行した場合に生成されるPowerRDBconnector動作環境ファイル(DBIO_ENV)の出力例を以下に示します。

SQL表定義文の出力例

記述例1を実行した場合に生成されるSQL表定義文(MASTER.sql) の出力例を以下に示します。

ファイル編成が索引ファイルなので、テーブル作成とインデックス作成用のSQL表定義文が含まれます。

■記述例2(-A PREFIX指定あり、-Gパラメーター指定あり)

crtcbinf コマンドの記述例を以下に示します。

データベースにSQL Serverを選択し、すべての生成資産をカレントフォルダに作成します。生成されるSQL表定義文には、テーブル作成とビュー作成用のSQL表定義文が含まれます。

COBOL初期化ファイル

記述例2を実行した場合に生成されるCOBOL初期化ファイル(COBOL85.CBR)の出力例を以下に示します。

(1)(2)(3)はCOBOL文の(1)(2)(3)に対応します。

PowerRDBconnector動作環境ファイル

記述例2を実行した場合に生成されるPowerRDBconnector動作環境ファイル(DBIO_ENV)の出力例を以下に示します。

SQL表定義文

記述例2を実行した場合に生成されるSQL表定義文の出力例を以下に示します。

ファイル編成が索引ファイルなので、テーブル作成、ビュー作成、インデックス作成用のSQL表定義文が含まれます。

また、crtcbinfコマンドの-BパラメーターでSQL Server、-GパラメーターでVIEWを指定した場合、CREATE VIEW ステートメントを使用したバッチ内では、それ以外のステートメントを使用できないため、バッチの区切りとしてGOステートメントが付加されます。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2005