PowerFX V1.0 移行説明書 - Microsoft(R) Windows(R) -
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第4章 ASPでの退避作業> 4.5 利用者定義文字の退避

4.5.1 コード変換データテキストを作成する

ここでは、コード変換データテキストの作成方法を説明します。

コード変換データテキストは、移出する利用者定義文字の文字コードと、対応するWindows(R)の文字コードが定義されたテキストファイルです。
コード変換データテキストは、EDITORコマンドまたはEDTSRCコマンドを使用して作成します。原始テキスト種別には「@OTR」を指定します。

コード変換データテキストには、以下に示すDEFCDPR制御文とコードデータ文を定義します。

■DEFCDPR制御

DEFCDPR制御文には、ASPから移出する利用者定義文字の文字コードを定義します。
DEFCDPR制御文の定義例を以下に示します。

図4.2 DEFCDPR制御文の定義例

DEFCDPR制御文に指定できるキーワーを以下に示します。

表4.1 DEFCDPR制御文に指定できるキーワード

システム

コード系名

キーワード

ASP

JEF

JEFKANAまたはJEFASCII(注)

Windows(R)

Shift-JIS(マイクロソフトコード系)

SJISMS

注):どちらを指定してもよい。

■コードデータ

コードデータ文には、移出入する利用者定義文字の文字コードの対応関係を定義します。
コードデータ文の定義方法には、2つの定義方法があります。コードデータ文の定義方法を以下に示します。

単一指定を使用したコードデータ文の定

単一指定を使用したコードデータ文の定義は、ASPから移出する利用者定義文字の文字コードやWindows(R)の文字コードが連続していない場合に行います。

単一指定を使用したコードデータ文の定義例と対応結果を以下に示します。

図4.3 単一指定を使用したコードデータ文の定義例と対応結果

範囲指定を使用したコードデータ文の定

範囲指定を使用したコードデータ文の定義は、ASPから移出する利用者定義文字の文字コードとWindows(R)の文字コードが連続している場合に行います。

範囲指定を使用したコードデータ文の定義例と対応結果を以下に示します。

図4.4 範囲指定を使用したコードデータ文の定義例と対応結果


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