PowerFX V1.0 移行説明書 - Microsoft(R) Windows(R) -
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第4章 ASPでの退避作業

4.4 物理ファイルの退避

物理ファイル、マルチボリューム物理ファイル、および物理ファイル領域(レコード格納域)を移行する場合は、SAVPFコマンでMOディスクに退避します。
SAVPFコマンドは、ASP V12以降の場合のみ使用できます。ASP V11以前の場合は、SAVFILEコマンドを使用して退避してください。

SAVPFコマンドの記述形式やパラメーターのうち、MOディスクに退避する場合に限定した記述形式およびパラメーターを以下に示します。その他のパラメーターについては、“ASP システムコマンド集”を参照してください。

■SAVPFコマンの記述形

MOディスクに退避する場合のSAVPFコマンドの記述形式を以下に示します。

SAVPF

FILE-物理ファイル名.ライブラリ名[/物理ファイル名.ライブラリ名[/・・・]],TODEV-光磁気ディスク装置名[,MODE -@USED]

■パメータの説明

MOディスクに退避する場合のSAVPFコマンドのパラメーターは、以下のとおりです。

FILE(名前型)-物理ファイル名.ライブラリ名
退避する「物理ファイル名.ライブラリ名」を指定します。
/(スラッシュ)で区切って最大20個まで指定できます。
TODEV(名前型)-光磁気ディスク装置名
MOディスクの装置名を指定します。
MODE(整数型)-@USED
@USEDを指定すると、物理ファイルを退避する場合に有効領域だけを退避します。このため、移行時間を短縮できます。

SAVPFコマンドでマルチボリューム物理ファイルを退避した場合、マルチボリューム物理ファイルを構成する物理ファイル(構成物理ファイル)が同時に退避されます。

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