PowerFX V1.0 移行説明書 - Microsoft(R) Windows(R) -
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第4章 ASPでの退避作業

4.1 ライブラリの退避

ライブラリ単位で移行する場合は、SAVLIBコマンでMOディスクに退避します。

SAVLIBコマンドの記述形式やパラメーターのうち、MOディスクに退避する場合に限定した記述形式およびパラメーターを以下に示します。その他のパラメーターについては、“ASP システムコマンド集”を参照してください。

■SAVLIBコマンドの記述

MOディスクに退避する場合のSAVLIBコマンドの記述形式を以下に示します。

SAVLIB

LIB-ライブラリ名[/ライブラリ名[/・・・]],TODEV-光磁気ディスク装置名[,MODE-@USED][,COMPRESS-@YES]

■パメータの説明

MOディスクに退避する場合のSAVLIBコマンドのパラメーターを以下に示します。

LIB(名前型)-ライブラリ名
退避するライブラリ名を指定します。
/(スラッシュ)で区切って最大20個まで指定できます。
TODEV(名前型)-光磁気ディスク装置名
MOディスクの装置名を指定します。
MODE(整数型)-@USED
@USEDを指定すると、順編成ファイルおよび物理ファイルを退避する場合に有効領域だけを退避します。このため、移行時間を短縮できます。
COMPRESS(整数型)-@YES
ASP V15以降のUXF搭載機種で「データ圧縮プログラム (CPR)」を契約している場合のみ、@YESを指定できます。@YESを指定すると、退避ファイルが圧縮されるため、移行時間を短縮したり、使用媒体を削減したりできます。

SAVLIBコマンドの注意事項を以下に示します。

DSPRETNコマンでMOディスクの内容を印刷してください。また、DSPLIBコマンドでライブラリの内容を印刷してください。DSPRETNコマンドおよびDSPLIBコマンドの印刷結果は、CNVSPLPCコマンを使用してCSV形式ファイルに変換できます。各コマンドの詳細は、“ASP システムコマンド集”を参照してください。
なお、CNVSPLPCコマンドは、ASP V19以降で、「TXT-Link」を契約している場合のみ使用できます。

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