Interstage Application Server セキュリティシステム運用ガイド
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19.1.1.2 ユーザ名/パスワード付加の設定
SOAPメッセージに対してユーザ名/パスワードを付加するための設定は、クライアントシステム環境のWebサービス情報編集ツールを使用します。
[スタート]−[プログラム]−[Interstage]−[SOAPサービス]−[Webサービス情報編集ツール]を選択してWebサービス情報編集ツールを起動します。
Webサービス情報編集ツールを起動すると、以下のような画面が表示されます。

- Webサービス識別名
RPCサーバアプリケーションのWebサービス識別名を入力します。
Webサービス識別名の指定方法については、“SOAPサービス ユーザーズガイド”の“Webサービス情報の管理”の“Webサービス識別名とURL”を参照してください。
- 処理済HeaderElement:削除しない
レスポンスメッセージを受信後、処理を完了したSOAPヘッダ要素を削除するかどうかを設定します。
デフォルトは“削除しない”です。
- リクエスト送信設定:ユーザ認証
リクエストメッセージ送信時に、SOAPヘッダにユーザ名/パスワードを付加するかどうかの設定します。
デフォルト値は“なし”です。
SOAPヘッダにユーザ名/パスワードを付加する場合、“あり”を選択してください。
- リクエスト送信設定:宛先role(actor)名指定
SOAPメッセージの中継者(intermediary)に何らかの処理を行わせたい場合に、中継者のURIを指定します。
省略した場合には、SOAPメッセージの最終到達者(ultimate destination)に対する振る舞いを指定していることになります。
- リクエスト送信設定:mustUnderstand
SOAPメッセージの受信者がヘッダ中の要素を必ず処理しなければならないのか、選択可能であるのかを指定します。
デフォルトは“処理を行う必要なし”です。

- Webサービス情報編集ツールでユーザ名/パスワードの付加機能を有効にすると、アプリケーションで設定したユーザ名/パスワードを自動的にSOAPヘッダに付加します。
- Windowsの[スタート]メニューの表示はシステムにより多少異なることがあります。
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