Interstage Application Server セキュリティシステム運用ガイド
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第4部 SSLによる暗号化通信> 第12章 InfoDirectoryでSSLを利用する方法> 12.3 各認証方法での設定> 12.3.2 証明書ベース認証

12.3.2.1 InfoDirectoryサーバ側

12.3.2.1.1 エントリデータ登録

 証明書のサブジェクトを考慮したDNでエントリデータを登録します。

12.3.2.1.2 SSL環境定義ファイル設定

 DSA配下のSSL環境定義ファイルsslconfig.cfgに以下の設定を行います。

定義項目名

定義名

SSLバージョン

ssl_version

all

証明書検証方法

ssl_verify

2または3

認証方法

auth_method

2

検索属性

auth_filter

省略不可。“検索属性”を参照してください。

検索ベース

auth_search_base

省略不可。“検索ベース”を参照してください。

認証属性

auth_attr

省略不可。“認証属性”を参照してください。

指定属性の存在チェック

auth_attr_control

省略不可。“指定属性の存在チェック”を参照してください。

完全一致フラグ

auth_match_level

省略不可。“完全一致フラグ”を参照してください。

12.3.2.1.3 ポリシーの設定

 デフォルトのポリシーには、証明書ベース認証ユーザに対するアクセス権が付与されていませんので、証明書認証([管理ツール]ウィンドウから[サーバツール]メニュー → [サーバ管理]ウィンドウ → [データベース]タブ → [認証])で付与する必要があります。
 詳細は“InfoDirectory使用手引書 4.5.5.6 [認証]ダイアログ”を参照してください。


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