Interstage Application Server セキュリティシステム運用ガイド
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第4部 SSLによる暗号化通信> 第12章 InfoDirectoryでSSLを利用する方法

12.1 InfoDirectoryでSSLを利用するための環境設定

 InfoDirectoryでSSLを利用するための環境設定をコマンドで行う場合、以下の手順で行います。

  1. 証明書/鍵管理環境の作成
     詳細は、“SMEEコマンドによる証明書/鍵管理環境の構築と利用"の証明書/鍵管理環境の作成を参照してください。
  2. 秘密鍵の作成と証明書の取得
     詳細は、"SMEEコマンドによる証明書/鍵管理環境の構築と利用"の秘密鍵の作成と証明書の取得を参照してください。
  3. 証明書とCRLの登録
     詳細は、“SMEEコマンドによる証明書/鍵管理環境の構築と利用"の証明書とCRLの登録を参照してください。
  4. InfoDirectory環境定義ファイルの設定
  5. SSL環境定義ファイルの設定
     詳細は、SSL環境定義ファイルの詳細を参照してください。
  6. ユーザPINの暗号化

 SSLで証明書ベース認証を利用する場合は、コマンドによる環境設定に以下の制限があります。

制限事項

 上記制限事項を回避するには、以下の方法で鍵ペアと証明書を入手してください。

SSL通信時のシステム構成

 以下の図はSSL通信時のシステム構成を表しています。水色の部分はコマンドで設定します。黄色の部分は認証局より入手します。環境設定が終了した時点で、以下のように環境が設定されているか確認してください。

[[図: SSL通信時のシステム構成(サーバ・クライアント別マシン)]]

[[図: SSL通信時のシステム構成(サーバ・クライアント同一マシン)]]


下へ12.1.1 InfoDirectory環境定義ファイルの設定
下へ12.1.2 ユーザPINの暗号化

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