Interstage Application Server セキュリティシステム運用ガイド
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第1部 セキュリティ侵害の脅威と対策> 第1章 セキュリティ侵害の脅威> 1.6 OLTP機能> 1.6.4 脅威への対策

1.6.4.6 ファイル自体の破壊への対策

 OLTPアプリケーションの動作環境内には環境定義ファイルなどが存在しています。これらのファイル内容が不正に書き換えられると、OLTPアプリケーションが動作しなくなるなどの様々な問題が発生し得ます。このような脅威に対しては、ファイルに適切なアクセス権を設定することが有効です。

 管理者権限の特定ユーザ(Administrator)で運用を行い、ファイルのアクセス権を特定ユーザ権限になるように対象保護資源の[プロパティ]を利用して設定してください。
 詳細な設定方法は、OSのマニュアルを参照してください。
 “セキュリティの強化(Interstage資源の保護)”を参照の上、対処を行ってください。

 また、定期的にバックアップを行うことも有効です。バックアップについては、“Interstage Application Server 運用ガイド”の“メンテナンス(資源のバックアップ)”を参照してください。


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