Interstage Application Server セキュリティシステム運用ガイド |
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第1部 セキュリティ侵害の脅威と対策 | > 第1章 セキュリティ侵害の脅威 | > 1.2 Interstage シングル・サインオン | > 1.2.3 セキュリティ対策 |
業務サーバで運用するアプリケーションは、バッファオーバフローやXSS(Cross Site Scripting)の脆弱性を残さず、セキュアにプログラミングされていることを確認してください。
これはInterstageシングル・サインオンを使用する場合に限らず、Webアプリケーションに一般的に求められる対策です。
また、Interstageではシングル・サインオンJavaAPIを提供しております。シングル・サインオンJavaAPIを利用すると、利用者からユーザ名とパスワードを受け取って、SSOリポジトリの利用者情報により認証を実現するアプリケーションを作成することができます。このようなアプリケーションは、利用者のユーザ名やパスワードといった重要な情報を扱うことから、アプリケーションの不具合によりこれらの情報が漏洩するなどの危険性を考慮しなくてはなりません。アプリケーションの開発、運用には注意してください。
なお、シングル・サインオンJavaAPIを使用する場合には、以下のような脅威が考えられますので、各脅威に対する対処を実施してください。
加えられる可能性のある脅威 |
対策 |
アプリケーションの改ざん |
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アプリケーションの破壊 |
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クレデンシャル情報およびUID/PASSWORDの漏洩 |
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定義ファイル(セキュリティポリシーファイル/ログイン構成ファイル/トラストストアファイル)の改ざん・暴露 |
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定義ファイル(セキュリティポリシーファイル/ログイン構成ファイル/トラストストアファイル)の破壊 |
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加えられる可能性のある脅威 |
対策 |
アプリケーションの改ざん |
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アプリケーションの破壊 |
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UID/PASSWORDの漏洩 |
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アプリケーション運用端末の操作 |
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定義ファイル(セキュリティポリシーファイル/サービスIDファイル/ログイン構成ファイル/トラストストアファイル)の改ざん・暴露 |
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定義ファイル(セキュリティポリシーファイル/サービスIDファイル/ログイン構成ファイル/トラストストアファイル)の破壊 |
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