Interstage Application Server インストールガイド −Linux− |
目次
![]() ![]() |
第1章 インストール |
インストールスクリプトで処理されないセットアップについて説明します。
また、Interstage運用時には、システムのチューニングなどが必要となります。“チューニングガイド”を参照して運用形態にあったチューニングを実施してください。
Interstageの運用に必要な環境変数を設定します。
Interstageでは、環境変数の設定を行う支援ツールとして、以下のシェルスクリプトを提供しています。
支援ツールを使用して環境変数の設定を行う方法を以下に示します。
運用を行う各端末において、ドットコマンドを使用してsetISASEnv.shを実行します。
. /opt/FJSVisas/bin/setISASEnv.sh |
運用を行う各端末において、sourceコマンドを使用してsetISASEnv.cshを実行します。
source /opt/FJSVisas/bin/setISASEnv.csh |
各支援ツールの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“環境変数設定ツールについて”を参照してください。
環境定義ファイルなどのファイルをバックアップした場合は、必要に応じてリストアします。環境定義ファイルのバックアップ・リストアについては、“Interstage運用ガイド”の“メンテナンス(資源のバックアップ)”を参照してください。
Interstage HTTP ServerとApache HTTP Server(基本ソフトウェアにバンドルされるApache HTTP Server)では、ポート番号の初期値が同じ値(ポート番号:80)で設定されているため、ポート番号を変更してください。それにより、Webサーバを共存させることができます。
Webサーバの使用条件に応じて、以下の対応を行ってください。
Apache HTTP Serverの以下のファイルを編集します。ファイル内のPortディレクティブの設定値を80以外のポート番号に変更してください。1〜65535が指定可能です。
/etc/httpd/conf/httpd.conf
Interstage HTTP Serverの以下のファイルを編集します。ファイル内のPortディレクティブの設定値を80以外のポート番号に変更してください。1〜65535が指定可能です。
/etc/opt/FJSVihs/conf/httpd.conf
Interstage HTTP Serverの以下のファイルを編集します。ファイル内のPortディレクティブの設定値を80以外のポート番号に変更してください。1〜65535が指定可能です。
/etc/opt/FJSVihs/conf/httpd.conf
次に、Apache HTTP Serverの以下のファイルを編集します。ファイル内のPortディレクティブの設定値を80以外で、Interstage HTTP Serverと異なるポート番号に変更してください。1〜65535が指定可能です。
/etc/httpd/conf/httpd.conf
管理サーバ機能では、Webサーバ(Interstage HTTP Server)の起動シェルがRCプロシジャに登録されないため、Linuxシステムをリブートしても自動起動されません。管理サーバ機能でWebサーバ(Interstage HTTP Server)を自動起動する場合は、以下のシェルを実行し、起動シェルをRCプロシジャに登録してください。
/opt/FJSVihs/bin/install/ihsautosetup.sh
なお、アプリケーションサーバ機能では、Webサーバ(Interstage HTTP Server)の起動シェルはRCプロシジャに登録され、自動起動されます。
ポータル機能を利用するには、インストール後さらにセットアップが必要です。
install.shシェルでのインストール後、以下のシェルを実行する必要があります。
/opt/FJSVispw/WEB-INF/setup/pwsetup.sh
(注)
ポータル機能のサンプルロールにフレームワークのサンプルを表示する場合は、ポータル機能のセットアップ前にフレームワークのサンプルアプリケーションの実行が必要です。
Interstage ContentbizもしくはInterstage Contentbiz Repositoryとポータル機能を同一マシンで運用することはできません。
以下の対話処理を行ってください。
1) ポータル機能では、利用者ごとにWeb画面の統合とパーソナライズ環境を提供します。そのため利用者がポータル機能を利用する際に利用者の認証が必要となります。ここでは、使用するユーザ認証システムを選択します。(注1) |
注1)認証方式には2つのパターンがあります。
ポータル機能を使用するためには以下の処理を行ってください。
セットアップ後の環境設定については、"Interstage Portalworks 管理者ガイド"の"初期設定作業"を参照してください。
ポータル機能インストール後にInterstage HTTP Serverをインストールした場合またはGUIインストーラからのインストールをした場合にて、ポート番号を変更した際は、"Interstage Portalworks 管理者ガイド"の"Webサーバのホスト名とポート番号を変更した場合の留意事項"を参照し、ホスト名とポート番号の変更を行ってください。
目次
![]() ![]() |