Interstage Application Server インストールガイド −Linux− |
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第1章 インストール |
本ソフトウェアをインストールする前に次の作業を行ってください。
インストールに必要となる空きディスクがあることを確認してください。ディスク容量については、“インストール時に必要なディスク容量”を参照してください。
空きディスクが不足している場合は、該当するファイルシステムのサイズを拡張してください。
Interstageを運用する際にはシステムパラメタのチューニングが事前に必要です。
/etc/sysctl.confを編集して、共有メモリ、セマフォ、メッセージキューの値を適切な値に変更してください。各パラメタ値は、“チューニングガイド”の“運用時に必要なシステム資源”を参照して計算してください。
システムパラメタを算出するためのExcelファイルがマニュアルCDの“ApplicationServer\tuning”フォルダに"ISAS-IPCtuning.xls"として格納されています。Microsoft(R) Excel 97もしくは以降のバージョンのMicrosoft(R) Excelをお持ちの場合は"ISAS-IPCtuning.xls"を使用してシステムパラメタを算出することが可能です。使用方法などの詳細については、当該Excelファイル内の説明記事を参照してください。
hostnameコマンドを引数指定せずに実行しホスト名が正しく設定されているか確認してください。
# hostname "ホスト名" |
表示されたホスト名が"localhost.localdomain"の場合は、正しく設定されていません。正しいホスト名を以下のコマンドを実行して設定してください。
# hostname "ホスト名" |
SRA(R)のPowerGres製品には、Webサーバ(Interstage HTTP Server)が同梱されています。
PowerGres製品がインストールされているシステムにInterstage Application Serverをインストールする場合は、PowerGres製品においてインストールされたWebサーバ(Interstage HTTP Server)をいったんアンインストールする必要があります。
以下の手順で、Webサーバ(Interstage HTTP Server)をアンインストールしてください。
1) PowerGres製品のアンインストールスクリプト(uninstall.sh)を実行します。
# mount /dev/デバイスファイル名 <CD-ROMマウントディレクトリ> # cd <CD-ROMマウントディレクトリ> # ./uninstall.sh |
2) 表示された対話処理に従って、Webサーバ(Interstage HTTP Server)をアンインストールします。
注)PowerGres製品のWebサーバ(Interstage HTTP Server)は、アンインストール後にInterstage Application Serverをインストールすると、アンインストール前と同じ環境で動作することができます。Webサーバ(Interstage HTTP Server)の環境を再設定する必要はありません。
Interstageを、Systemwalker Centric Managerの運用管理サーバと同一マシン上で運用する場合は、事前に“Systemwalker Centric Manager導入に関する注意事項”を参照してください。
(*)Red Hat Enterprise Linux v.3以降
InterstageはFJSVsmee、FJSVsclrパッケージを同梱していますが、他の富士通製製品にも同梱されている場合があります。そのため、事前に“他の富士通製製品導入に関する注意事項”を参照してください。
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