Interstage Application Server UDDIサービス ユーザーズガイド

A.3.3 find_attribute

find_attribute API呼び出しは、引数に指定された条件と一致する拡張属性のリストをattributeListメッセージで返します。

■構文

<find_attribute xmlns="urn:xmlns-fujitsu-com:uddi-ext2002-10">
　<resourceKey/>
　[<propertyName/>]
</find_attribute>

■XMLスキーマ

<xsd:element name="find_attribute" type="uddi-ext:Find_attribute" />
<xsd:complexType name="Find_attribute">
　<xsd:sequence>
　　<xsd:element name="resourceKey" type="xsd:string"/>
　　<xsd:element name="propertyName" type="xsd:string" minOccurs="0"/>
　 </xsd:sequence>
</xsd:complexType>

■引数

• resourceKey
  拡張属性を取得したいUDDIデータの識別子を指定します。例えばあるbusinessEntity付加されている拡張属性を取得したい場合は、そのbusinessEntityのbusinessKeyの値を指定します。
• propertyName
  取得する拡張属性のプロパティ名を指定します。(オプション)
  プロパティ名を用いた検索では、大文字小文字を区別せず、前方一致で検索されます。
  propertyNameが指定されない場合、resourceKeyで指定されたデータに付加されているすべての拡張属性が対象となります。

■返り値

このAPI呼び出しが正常に行われた場合、attributeList要素が戻されます。引数で指定された検索条件の拡張属性が存在しない場合、空のattributeList要素が戻されます。

◆attributeListのXMLスキーマ

<xsd:element name="attributeList" type="uddi-ext:AttributeList" />
<xsd:complexType name="AttributeList">
　<xsd:sequence>
　　<xsd:element name="attribute" type="uddi-ext:Attribute"
　　　　minOccurs="0" maxOccurs="unbounded" />
　</xsd:sequence>
</xsd:complexType>

■エラー情報

このAPI呼び出しの処理でエラーが発生した場合、statusReportによるエラー報告を行います。
報告されるエラーコードは以下のとおりです。

• E_invalidKeyPassed
  指定されたresourceKeyの値を持つデータが存在していなかった場合に報告されます。
• E_busy
  現時点では、処理ができない場合に報告されます。
• E_fatalError
  その他の問題が発生した場合に報告されます。

■注意事項

• 拡張属性が付加された対象データが削除された場合、find_attribute APIで削除されたデータの識別子を指定し検索を行うと、削除された対象データに付加された拡張属性を獲得できず、エラーとなります。報告されるエラーのエラーコードは、E_invalidKeyPassed です。