Interstage Application Server UDDIサービス ユーザーズガイド

2.1 UDDIレジストリアクセス機能

UDDIクライアントにはUDDI 2.0 仕様に従った UDDI レジストリへのアクセス機能を提供する Java のクラスライブラリが含まれています。この機能を利用することで、UDDI クライアントアプリケーションの開発・実行が可能となります。

UDDIレジストリアクセス機能では以下の機能を提供します。

• 『UDDI Version 2.0 API Specification』に従った SOAP のメッセージを生成する
• 生成したメッセージを、Interstage SOAP サービスのクライアント実行環境を通じて送信する
• UDDI レジストリから受信したSOAP メッセージを解釈する

『UDDI Version 2.0 API Specification』を含むUDDIの仕様は、UDDIのウェブサイト (http://uddi.org/) から取得できます。

UDDIレジストリアクセス機能で提供する Java クラスライブラリの API は、現時点でのほぼデファクトスタンダードである、UDDI4Jプロジェクトが提供する 2002年9月末時点の API と同じものです。UDDI4Jプロジェクトの詳細については、プロジェクトのウェブサイト(http://www.uddi4j.org/)をご覧ください。

UDDIクライアントは UDDI 1.0 および UDDI 3.0仕様をサポートしていません。UDDI 2.0 仕様に準拠したUDDIレジストリへのアクセス機能を提供します。