Interstage Application Server SOAPサービス ユーザーズガイド |
目次 索引 |
付録A Webサービス情報の記述 |
Webサービス情報ファイルに記述するXMLタグの内容について説明します。
属性名 |
説明 |
省略値 |
省略 |
---|---|---|---|
xmlns |
deploymentサービスで使用する名前空間を指定する属性です。以下の3つの名前空間を指定します。 |
なし |
× |
*1:handlerは、高信頼性Webサービス機能を運用する場合のみ必須。
属性名 |
説明 |
省略値 |
省略 |
---|---|---|---|
xmlns |
undeploymentサービスで使用する名前空間を指定します。 |
なし |
× |
属性名 |
説明 |
省略値 |
省略 |
---|---|---|---|
name |
Webサービス識別名を指定します。 |
なし |
○(*1) |
プロバイダを指定します。
|
なし |
× |
*1:soapmodiyfyddコマンドで"-deploy" および "-replace"を指定する場合は指定不可
parameterタグは、name,value,keyの各属性名を持ちます。
以下の表に記したparameterタグのname属性値とvalue属性値の値は、以下の形式で定義します。
例:name属性の値が"corbaName",value属性の値が"NSbind"の場合
<paramter name="corbaName" value="NSbind"/>
name属性の値 |
valueの属性の値 |
説明 |
省略値 |
省略 |
---|---|---|---|---|
corbaName |
CORBAネーミングサービス登録名 |
CORBA連携時に、CORBAネーミングサービス登録名を指定します。 |
なし(*1) |
○ |
request |
サーバアプリケーションのインスタンスのライフサイクルを指定します。以下の値が指定可能です。
(注) parameterタグのname="static"属性の値が trueの場合、これらの設定は無効になります。 |
request |
○ |
|
className |
クラス名 |
provider属性がHandler(送達保証のWebサービス)以外の場合に、サーバアプリケーションのJavaのクラス名を指定します。 |
なし |
× |
handlerClass |
クラス名 |
provider属性がHandler(送達保証のWebサービス)の場合に、HandlerのJavaのクラス名を指定します。 |
なし |
× |
static |
true / false |
サーバアプリケーションのインスタンスを生成する/しないを指定します。以下の値が指定可能です。
(注) trueを指定した場合、parameterタグのname="scope"属性は無効になります。 |
false |
○ |
allowedMethods |
メソッド名 |
指定したメソッドの使用を許可します。 "*"を指定するか、allowedMethods属性を指定しないことで全てのメソッドの使用を許可します。 |
* |
○ |
option |
key値 |
プロバイダで使用するオプション情報を定義します。optionの設定では、key属性も使用します。XMLは以下のようになります。 <paramter name="option" key="key値" value="value値"/> key属性には、オプション情報として追加する情報名を指定します。 value属性には、オプション情報として追加する情報の値を指定します。 |
なし |
○ |
value値 |
||||
deleteProcessedHeader(*2) |
true / false |
SOAPメッセージの処理済HeaderElementの削除を行うかを指定します。"true"を設定すると削除し、"false"を設定すると削除しません。 |
false |
〇 |
pushed |
messageID |
push方式のメッセージ種別IDを設定します。 |
なし |
× |
pullId |
messageID |
pull方式のメッセージ種別IDを設定します。 |
なし |
× |
role |
actor名 |
Webサービスのactor名(SOAPヘッダの宛先)を定義します。未指定時はWebサービスにSOAPメッセージを丸投げとなります。 |
なし |
○ |
*1:CORBAアプリケーション連携時はCORBAネーミングサービス登録名を、EJB連携時はEnterprise Bean名を指定します。
*2:deleteProcessedHeaderタグは、高信頼性Webサービス機能を運用するために必要な情報です。
deleteProcessedHeaderタグの属性情報は、Webサービスで管理する情報ですので変更しないでください。
*3:provider属性が"Handler"以外の場合は省略不可となります。
*4:provider属性が"Handler"の場合は省略不可となります。
属性名 |
説明 |
省略値 |
省略 |
---|---|---|---|
name |
WebサービスのJavaのメソッド名を指定します。 |
なし |
× |
returnType |
Javaメソッドの返り値の型を指定します。 |
なし |
○ |
returnQName |
Javaメソッドの返り値のタグ名を指定します。 |
return |
○ |
responseSuffix |
Javaメソッドが返す値のタグ名を指定します。 |
Response |
○ |
xmlns |
operationタグで使用する名前空間を指定します。 |
なし |
○ |
属性名 |
説明 |
省略値 |
省略 |
---|---|---|---|
name |
WebサービスのJavaメソッドのパラメタ名を指定します。 |
なし |
× |
type |
WebサービスのJavaメソッドに指定するパラメタの型をXMLのデータ型で指定します。 ユーザ定義型に相当する構造体型、列挙型については、typeMappingタグを記述する必要があります。 |
なし |
× |
typeに配列型(Array)を指定した場合、配列型にするJavaのデータ型を指定します。 |
なし |
○ |
|
mode |
パラメタ属性(in/out/inout)を指定します。以下の値が指定可能です。
|
IN |
○ |
parameterタグについての記述例は、“Webサービス情報の記述例”の構造体の例を参照してください。
属性名 |
説明 |
省略値 |
省略 |
---|---|---|---|
encodingStyle |
データのエンコーディング方式を指定します。(注) |
なし |
× |
xmlns |
XMLのデータ型の名前空間を指定します。 |
なし |
× |
qname |
Javaのデータ型に対応するXMLのデータ型の名前を指定します。 |
なし |
× |
languageSpecificType |
Javaのデータ型を示すクラス名を指定します。 |
なし |
× |
serializer |
Javaのデータ型からXMLのデータ型に変換するシリアライザのJavaのクラス名を指定します。以下のクラス名が指定可能です。 |
なし |
× |
deserializer |
XMLのデータ型からJavaのデータ型に変換するデシリアライザのJavaのクラス名を指定します。以下のクラス名が指定可能です。 com.fujitsu.interstage.soapx.encoding.ser.EnumDeserializerFactory (列挙の場合) |
なし |
× |
(注)SOAP1.1およびSOAP1.2で定義されているエンコーディング方式のどちらを指定しても、SOAP1.1およびSOAP1.2の両方のエンコーディング形式が指定されているものとみなします。
typeMappingタグについての記述例は、“Webサービス情報の記述例”の構造体の例を参照してください。
属性名 |
説明 |
省略値 |
省略 |
---|---|---|---|
なし |
属性はありません。 |
なし |
○ |
属性名 |
説明 |
省略値 |
省略 |
---|---|---|---|
なし |
属性はありません。 |
なし |
○ |
handlerタグは、高信頼性Webサービス機能を運用するために必要な情報が含まれます。handlerタグの属性情報は、Webサービスで管理する情報ですので変更しないでください。ここでは、参照可能な属性について列挙します。
属性名 |
説明 |
省略値 |
省略 |
---|---|---|---|
name |
高信頼性Webサービス機能で使用するハンドラ名を示しています。
|
- |
- |
type |
ハンドラのクラス名を指定します。
|
なし |
× |
parameterタグは、高信頼性Webサービス機能を運用するために必要な情報が含まれます。parameterタグの属性情報は、Webサービスで管理する情報ですので変更しないでください。ここでは、参照可能な属性について列挙します。
ハンドラ |
name属性の値 |
value属性の値 |
説明 |
省略値 |
省略 |
---|---|---|---|---|---|
SOAP電子署名付加 |
actor |
actorURL |
SOAP電子署名を検証する中継者(Intermediary)のURI |
なし |
○ |
mustUnderstand |
true / false |
処理種別 |
なし |
○ |
|
XML暗号化 |
actor |
actorURL |
XML暗号により暗号化されたデータを復号化する中継者(Intermediary)のURI |
なし |
○ |
mustUnderstand |
true / false |
処理種別 |
なし |
○ |
|
セキュリティ処理 |
verify |
true / false |
SOAP電子署名を検証するときtrueを設定 |
false |
○ |
decrypt |
true / false |
XML暗号による復号化をするときtrueを設定 |
false |
○ |
|
authentication |
true / false |
ユーザ認証するときtrueを設定 |
false |
○ |
|
ユーザ認証 |
allowedRole |
roles |
認可ロール名をカンマで区切ったものを設定 (*:all設定) |
* |
○ |
送達保証認可 |
messageType |
partyId1,partyId2,.... |
nameにメッセージ種別ID,valueに送信者ID(pull時)/受信者ID(push時)をカンマで区切ったものを設定 |
なし |
× |
ハンドラ |
name属性の値 |
value属性の値 |
説明 |
省略値 |
省略 |
---|---|---|---|---|---|
ユーザ名付加 |
actor |
actorURL |
SOAPメッセージに付加したユーザ名/パスワードを処理する中継者(Intermediary)のURI |
なし |
○ |
mustUnderstand |
true / false |
受信者がSOAPメッセージに付加したユーザ名/パスワードを処理しなけrばならないかを示すフラグ |
なし |
○ |
|
SOAP電子署名付加 |
actor |
actorURL |
SOAP電子署名を検証する中継者(Intermediary)のURI |
なし |
○ |
mustUnderstand |
true / false |
受信者が必ずSOAP電子署名を検証しなければならないかを示すフラグ |
なし |
○ |
|
XML暗号化 |
actor |
actorURL |
XML暗号により暗号化されたデータを復号化する中継者(Intermediary)のURI |
なし |
○ |
mustUnderstand |
true |
受信者が必ずXML暗号による復号化を行わなければならないかを示すフラグ |
なし |
○ |
|
セキュリティ処理 |
verify |
true / false |
SOAP電子署名を検証するときtrueを設定 |
false |
○ |
decrypt |
true / false |
XML暗号による復号化をするときtrueを設定 |
false |
○ |
属性名 |
説明 |
省略値 |
省略 |
---|---|---|---|
qname |
Javaデータ型マッピングするXMLのデータ型名を指定します。 |
なし |
× |
xmlns |
XMLのデータ型名の名前空間を指定します。 |
なし |
× |
languageSpecificType |
Javaデータ型のクラス名を指定します。 |
なし |
× |
目次 索引 |