Interstage Application Server SOAPサービス ユーザーズガイド
目次 索引 前ページ次ページ

第9章 Webサービス情報の管理> 9.3 Webサービス識別名とURL

9.3.2 クライアントシステムのディプロイメントで指定するWebサービス識別名

■ クライアントシステムのディプロイメントで指定するWebサービス識別名の記述内容

 Webサービス識別名は、アプリケーションがWebサービスを呼び出しを行う際に、Interstage SOAPサービスが参照するWebサービス情報を識別するための名前で、クライアントシステムで一意である必要があります。
 Webサービス識別名は、以下のように記述してください。

■ Messaging方式のアプリケーション中に記述するWebサービス識別名

 送信するSOAPメッセージのSOAPボディの子要素に指定するネームスペース名をWebサービス識別名として指定します。

■ RPC方式のアプリケーション中に記述するWebサービス識別名

 リモート呼び出し先であるオペレーション名のネームスペース名を指定します。オペレーション名は、javax.rpc.CallクラスのsetOperationNameメソッドのパラメタに指定する値です。
 オペレーション名のネームスペース名は、WSDLの"binding"要素の"input"子要素の"body" SOAPバインディング拡張要素のnamespace属性の値です(下記WSDLの例ではurn:sample-rpc-serviceです)。

●WSDLの例

     :
 <binding name="sampleBinding" type="sample">
   <operation name="opInt">
     <input>
       <soap:body encodingStyle="http://schemas.xmlsoap.org/soap/encoding/" use="encoded namespace="urn:sample-rpc-service"/>
     </input>
     <output>
       <soap:body encodingStyle="http://schemas.xmlsoap.org/soap/encoding/" use="encoded namespace="urn:sample-rpc-service"/>
     </output>
   </operation>
     :

目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2005