Interstage Application Server SOAPサービス ユーザーズガイド
|
目次
索引
|
7.5.1 送達保証メッセージの格納先
送達保証メッセージは、以下のディレクトリ内に格納されます。
C:\Interstage\F3FMsoap\etc\reliableMessage\ |
/opt/FJSVsoap/etc/reliableMessage/ |
マルチシステム運用を行なう場合、以下のディレクトリがデフォルトの格納先になります。
/opt/FJSVsoap/MI/システム名/etc/reliableMessage/ |
メッセージの格納先には、通信を行なった実際のメッセージが格納されます。ここに格納されたメッセージは、ユーザアプリケーションが削除を行なうまで格納されるため、格納期間およびメッセージ数などを考慮して、メッセージの格納先の変更を適宜行なってください。
メッセージの格納先は、以下の2つの方法のどちらかにより変更が可能です。
- ディレクトリのシンボリックリンクを使用する。
/opt/FJSVsoap/etc/reliableMessage
または
/opt/FJSVsoap/MI/システム名/etc/reliableMessage
を、容量に余裕のあるディレクトリへのシンボリックリンクに変更することにより、メッセージの格納先を変更することができます。
この操作を行なう場合は、メッセージの送受信が行なわれていないことを確認するか、一旦IJServerワークユニットを停止させることを推奨します。
- soapsecrelconf コマンドにより格納先ディレクトリを変更する。
soapsecrelconf コマンドの -storedir オプションにより、メッセージ種別毎に任意のディレクトリをメッセージの格納先とすることができます。
コマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“SOAPサービス運用コマンド”を参照してください。
このメッセージ格納ファイルは、Javaオブジェクト形式となっているため、通常のファイルアクセスではファイルの内容を取得することはできません。取得する場合は、MessageStoreクラスのgetMessageメソッドを使用して取得してください。
All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2005