Interstage Application Server SOAPサービス ユーザーズガイド
|
目次
索引
|
4.2 送信アプリケーションの作成
Messaging方式のWebサービスには、Oneway方式とRequestResponse方式があります。
送信アプリケーションは、送信先のWebサービス(受信アプリケーション)の方式(Oneway方式とRequestResponse方式)に合わせて作成します。
Oneway方式とRequestResponse方式で、送信アプリケーションの基本的な作成方法は変わりませんが、以下の違いがあります。
- Oneway方式では、受信アプリケーションからのSOAPメッセージの返信は行われません。送信アプリケーションは、返信SOAPメッセージを受け取る処理は行いません。
- RequestResponse方式では、受信アプリケーションからSOAPメッセージの返信が行われます。送信アプリケーションは、返信SOAPメッセージを受け取る処理を行います。
送信アプリケーションは受信アプリケーションと異なり、特定のインタフェースを実装する必要はありません。任意のJavaクラスの、任意のメソッドで送信処理を行うことができます。
基本的な処理の大まかな流れは以下のようになります。
- 接続先および仮想コネクションの取得
- 送信するSOAPMessageオブジェクトの取得
- 送信するSOAPMessageオブジェクトの内容の設定
- SOAPメッセージの送信
- 返信されたSOAPメッセージの処理(RequestResponse方式の場合のみ)
- 仮想コネクションの後処理
-
- Oneway方式では、送達保証機能を使用できます。その場合、作成するプログラムに一部違いがあります。“送達保証機能の実装”を参照してください。
- 4.2.1 基本的な送信アプリケーション
- 4.2.2 添付ファイルを使用する場合
- 4.2.3 XMLデータを取り込んで使用する送信アプリケーション
- 4.2.4 プロキシ、認証、セションなどHTTP接続情報の追加
All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2005