| JavaServer Faces ユーザーズガイド |
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| 第2章 JavaServer Facesの機能 |
JavaServer Facesアプリケーションが扱うイベントには、ActionEvent、ValueChangeEvent、PhaseEventの3種類があります。
JavaServer Facesのイベントリスナモデルは、リスナインタフェースを使用してイベントクラスを受け取り、 UIコンポーネントで発生するイベントを処理するものです。
JavaServer Facesは以下の3種類のイベントをサポートしています。
ActionEventは、ボタンやハイパーリンクコンポーネントをユーザがクリックしたときなどに発生します。
Invoke ApplicationフェーズまたはApply Request Valuesフェーズで発生します。
ValueChangeEventは、ユーザがUIコンポーネントの値を変えたときに発生します。このイベントはバリデーションエラーが検出された場合には発生しません。
Process ValidationsフェーズまたはApply Request Valuesフェーズで発生します。
PhaseEventは、JavaServer Facesライフサイクルの各フェーズの前後に割り込んで処理を行うことが可能です。
業務ロジックの共通前処理や後処理に利用することができます。
これらのイベントをアプリケーションが処理するには以下の方法があります。
f:valueChangeListenerタグまたはf:actionListenerタグを使用して、UIコンポーネントにリスナを割り当てます。
PhaseEventのリスナの場合は、JavaServer Faces定義ファイル(faces-config.xml)に指定して登録します。
それぞれのイベントの作成方法や呼び出し指定の方法の詳細は「イベントリスナの作成」を参照して下さい。
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