Apcoordinator ユーザーズガイド
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付録C 旧バージョンとの互換情報(update)

C.1 アプリケーション種別共通

■XmlDataBeanクラスのisValidXml, getValidXmlMessageメソッドを使用している場合の修正

com.fujitsu.uji.xml.XmlDataBeanに新しいisValidXmlメソッドが追加され、XML Schema に対応したXML文書の検証が可能になりました。これに伴い、Apcoordinator V5.0L10、および、INTERSTAGE WEBCOORDINATORで提供されていた以下のメソッドは非推奨とします。 XML文書の検証は、新規に追加された以下のメソッドを使用してください。 メソッドの使用方法はAPIリファレンスを参照してください。

■WindowsにおいてJDK1.4.1以降を使用する場合の文字エンコーディングの指定

JDK1.4.1以降、文字エンコーディング名iso-2022-jpの実体がMS932からSJISに変更になりました。JDK1.4.0以前を使用していたアプリケーションをJDK1.4.1以降に移行するには、以下の場合に文字エンコーディング名Shift_JISをwindows-31jに書き換える必要があります。 MS932はwindows-31jの別名として使用できます。

■XMLデータ仕様記述のバージョン指定について

XMLデータ仕様記述にバージョン6.0が導入されました。推奨のバージョンは6.0となります。
バージョン5.0は継続して利用可能であり、アプリケーションの修正の必要はありません。
XMLデータ仕様記述のバージョンによる動作の差異については、XMLデータ仕様記述リファレンスを参照してください。
また、コマンドスクリプティングにもバージョン6.0が導入され、推奨となります。
コマンドスクリプティングのバージョンはspecSectionタグ中のXMLデータ仕様記述のバージョンを表し、 コマンドスクリプティング自体の動作の変更はありません。

■EJB複数指定機能を使用する場合のクラスパスの設定

EJB複数指定機能を使用する場合に必要となるJARがV5.0L20と比べて変更になり、ujief.jarは不要になりました。EJB複数指定機能に必要なクラスはuji.jarによって提供されます。

■コンポーネントデザイナ使用時のクラスパスの設定

以下のソフトウェアのインストール時に設定される環境変数CLASSPATHの設定が変更になりました。 V7.0L10以降では、上記ソフトウェアは環境変数CLASSPATHにApcoordinatorのJARファイルを追加しないよう変更されました。 この変更により、Interstage Apworksが提供するコンポーネントデザイナを使って開発を行う場合は、必要に応じてプロジェクトのクラスパスにApcoordinatorのJARファイルを追加する必要があります。
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