Apcoordinator ユーザーズガイド
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第7部 携帯端末対応アプリケーションの開発> 第37章 サーバアプリケーションの開発

37.4 エージェントマップ

エージェントマップとは、サーバアプリケーションにアクセスしてきた携帯電話へ携帯端末用入出力ページの情報を送信する際に、ブラウザアプリケーション向けに情報を構成して送信するのか、あるいはiモード向けに情報を構成して送信するのかを定義したファイルです。このファイルは、Apcoordinatorコアが携帯電話へ携帯端末用入出力ページの情報を送信する際に参照します。
エージェントマップはagents.xmlというファイル名でWEB-INFの直下に配置します。
次にエージェントマップの例を示します。
エージェントマップ
エージェントマップはXML形式で記述されます。下図はエージェントマップで使用する要素名の階層関係を表しています。
エージェントマップの階層
エージェントマップのルート要素名はagentMapです。
agentMap要素の中には、iAppli要素とiMode要素を記述します。iAppli要素は、携帯電話へ携帯端末用入出力ページの情報を送信する際に、ブラウザアプリケーション向けに情報を構成して送信するグループを表します。iMode要素は、携帯電話へ携帯端末用入出力ページの情報を送信する際に、iモード向けに情報を構成して送信するグループを表します。
iAppli要素とiMode要素の中にはuserAgent要素を記述し、userAgent要素のコンテントに携帯電話のHTTP_USER_AGENT情報を記述します。
ポイント
注意
ブラウザアプリケーションは、F503i/F503iS/P503i/P503iSのみに対応しています。

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