Apcoordinator ユーザーズガイド |
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第4部 EJBアプリケーションの開発 | > 第24章 セションBeanの開発 | > 24.3 セションBeanとクライアントとの連携 |
Apcoordinatorで作成したセションBeanは本来EJBコンテナ上で動作しますが、クライアントと同じJVM上で動作させることもできます。この機能をローカル呼び出しと呼びます。
セションBean開発時にローカル呼び出し機能を使用すると、セションBeanをEJBコンテナに配置せずにデバッグができるため、開発の効率が上がります。
ローカル呼び出しを行うには、クライアントのプログラムを次のように作成します。
<local name="MyLocalSessionBean" class="mypackage.MySessionBean"/>
<local name="MyLocalSessionBean" class="mypackage.MySessionBean"> <env-entry> <env-entry-name>guestUser</env-entry-name> <env-entry-type>java.lang.String</env-entry-type> <env-entry-value>guest</env-entry-value> </env-entry> </local>
ローカル呼び出しと通常の呼び出しを簡単に切り替えられるようにするには、リモートマップに以下のように記述してください。localタグのタグ名をejbに、またはその逆に書き換えるだけで、切り替えができます。
<local name="MyLocalSessionBean" application="java:comp/env/ejb/MySessionBean" class="mypackage.MySessionBean"> <env-entry> <env-entry-name>guestUser</env-entry-name> <env-entry-type>java.lang.String</env-entry-type> <env-entry-value>guest</env-entry-value> </env-entry> </local>
ローカル呼び出し機能を使用した場合、セションBeanに以下の制限があります。
また、以下の機能は通常の呼び出しとローカル呼び出しで動作が異なります。
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