Apcoordinator ユーザーズガイド |
目次 |
第4部 EJBアプリケーションの開発 |
Apcoordinatorが提供するEJBアプリケーションフレームワークは次の2つの機能に分けられます。
セションBeanの作成を支援する機能は、Apcoordinatorのフレームワークを使用してセションBeanを作成することを可能にします。Apcoordinatorを使用することにより以下の利点があります。
EJBを呼び出す機能は、Apcoordinatorで作成したWebアプリケーション、セションBean、SOAPサーバアプリケーションからEJBを呼び出す機能を提供します。これは以下の2つの機能を持ちます。
以下は必要に応じて作成します。
- ビジネスクラス
- セションBeanで行う処理を実行するJavaのクラスです。
- コマンドマップ
- データBeanクラスとコマンド名の組に対し、呼び出されるビジネスクラスのメソッドを対応付けるファイルです。
- セションBeanクラス
- クライアントからの呼び出しを受け付け、Apcoordinatorに処理を依頼するクラスです。
- ホームインタフェース
- EJBオブジェクトの生成と削除を行うインタフェースです。EJBクライアントによって使用されます。
- リモートインタフェース
- EJBオブジェクトのメソッドを呼び出すためのインタフェースです。EJBクライアントによって使用されます。
- データBean
- クライアントからセションBeanへ入力されるデータとして、または、セションBeanからクライアントへ返されるデータとして使用されるJavaのクラスです。
- セションクラス
- セションを通して使われるデータを保持するためのクラスです。アプリケーション独自の情報をセションクラスに記憶させたい場合は、ユーザ定義のセションクラスを作成します。
- アプリケーションクラス
- 同一のJVMで動作するセションBeanのオブジェクトで共有されるデータを保持するためのクラスです。アプリケーション独自の情報をアプリケーションクラスに記憶させたい場合は、ユーザ定義のアプリケーションクラスを作成します。
- ファクトリクラス
- アプリケーションクラスやセションクラスのインスタンスを作成するクラスです。ユーザ定義のアプリケーションクラスやセションクラスを使用する場合に、ユーザ定義のファクトリクラスを作成する必要があります。
Apcoordinatorで作成したクライアントからApcoordinatorで作成したセションBeanを呼び出す場合、以下の機能が使用できます。
クライアントアプリケーション 呼び出されるEJB 参照する節 Apcoordinatorで作成するアプリケーション Apcoordinatorで作成したセションBean リモート共通インタフェース
Apcoordinatorで作成したEJBの呼び出し一般的なEJB 一般的なEJBの呼び出し Apcoordinatorを利用せずに作成するアプリケーション Apcoordinatorで作成したセションBean Apcoordinator以外のEJBクライアントとの連携
目次 |