MQ連携サービス 説明書 - for Solaris(TM) Operating Environment - |
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第2章 機能 |
MQDBRIDGEシステムでは、MOMシステムの異常、通信異常およびシステムダウンが発生しても、メッセージが欠落したり、重複して通知されることはありません。
MQDBRIDGEシステムは、メッセージの送受信情報をファイルに格納することでメッセージを保証します。このメッセージを保証するために使用するファイルをCKPT(ChecK PoinT)ファイルと呼びます。
送信側のMQDBRIDGEシステムのCKPTファイルには、通信相手のMQDBRIDGEシステムに対してメッセージをどこまで送信したかの制御情報(メッセージ順序番号)と送信中のメッセージを格納しています。また、受信側のMQDBRIDGEシステムのCKPTファイルにはメッセージをどこまで受信したかの制御情報(メッセージ順序番号)を格納しています。
図2.3にメッセージ送信とCKPTファイルの関係を示します。
送信側のMQDBRIDGEシステムは、各種異常発生後の再開時に通信相手のCKPTファイルと自側のCKPTファイルからメッセージの送信状態を把握し、すでに送信済であった場合は次のメッセージから送信を再開します。送信が未完了であった場合はメッセージを再度送信します。
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