Interstage Application Server アップデート情報 - Solaris (TM) Operating Environment -
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第2章 修正一覧

2.15 Servletサービス

項番

VL

P番号

現象

Plus

SE

EE

Web-J

1

6.0

PG33301

以下の条件の場合、Servletのセションが引き継がれないことがあります。

1) Webサーバの前に負荷分散装置を配置した場合、かつ
2) Webサーバが複数存在する場合、かつ
3) 負荷分散装置ではラウンドロビンでWebサーバにリクエストの振り分けを行った場合

2

6.0

PG33679

マニュアル“移行ガイド”の“クラスローダの変更について”にワークユニットのクラスパスと、アプリケーションの両方に同じクラス名のクラスが存在する場合について記載しました。

3

6.0

PG33891

リクエストの振り分けコマンド、状態の表示コマンドに関する内部ロジックを改善しました。

4

6.0

PG34616

Webサーバコネクタのログファイルがロールオーバすると、Webサーバのプロセスが使用するファイルディスクリプタが増加し続ける場合があります。

5

6.0

PG35203

Webサーバコネクタのログファイルがロールオーバする際に、ログファイルと同じ名前のディレクトリが存在する場合に、Webサーバが異常終了することがあります。

6

6.0

PG35205

Webサーバコネクタのログファイルがロールオーバする際に、ロールオーバのファイル名と同名のファイルがすでに存在する場合に、ロールオーバが成功し上書きされます。

7

6.0

PG35208

Webサーバコネクタのログファイルがロールオーバする際に、世代数を超えたログファイルの削除に失敗した場合に、削除失敗のメッセージが出力されないことがあります。

8

6.0

PG35209

ディスクの空き容量が不足している場合、WebサーバコネクタのログがWebサーバコネクタのログファイルおよびシステムログに出力されないことがあります。

9

6.0

PG35213

Servletサービス(Webサーバコネクタ)使用中にメモリ不足が発生した場合に、Webサーバが異常終了することがあります。

10

6.0

PG36598

JSPタグのアトリビュートに指定した値の最後が"\\"で終わっている場合、JSPのコンパイルに失敗します。

11

6.0

PG36604

内部処理の改善(SolarisのMT-Unsafeへの対処)をしました。

12

6.0

PG36661

ServletコンテナのIPアドレスに誤った値を設定した場合、IJServerを起動するとIJServerのプロセスダウンとIJServerの起動が繰り返されます。

13

6.0

P807017

マニュアル“メッセージ集”の“メッセージ番号がIJServer1で始まるメッセージ”に“IJServer14698”を追加しました。

 以下は、V5.1以前のServletサービスの修正一覧です。

項番

VL

P番号

現象

Plus

SE

EE

Web-J

1

3.0

P805993

Filter機能またはincludeまたはforwardを使用した場合、呼び出し先で発生したExceptionが呼び出し元に通知されません。

2

3.0

P806298

forward先のJSPが動作しない、またはgetPathInfo、sendRedirect、encodeURLメソッド等が正常動作しないことがあります。

3

3.0

P806488

sendRedirectメソッドを使用した場合、HTTPヘッダがWebブラウザに表示されることがあります。

4

3.0

P806870

コンテナ監視プロセスによるサーブレット・コンテナの再起動が、2回目以降行われないことがあります。

5

3.0

P807001

“ERROR: 2114”のメッセージが出力され、サーブレット・コンテナの起動に失敗する場合があります。

6

3.0

PG24227

load-on-startup機能を使用した場合、サーブレット・コンテナの起動に失敗することがあります。

7

3.0

PG29895

マルチコンテナを使用し、1つのWebアプリケーションを複数のサーブレット・コンテナで負荷分散運用している場合に、リクエストが特定サーブレット・コンテナのみに振り分けられたり、特定サーブレット・コンテナの同時接続数が極端に増加することがあります。

8

3.0

PG30008

セション取得またはCookie設定後にincludeを行った場合、セションを継続できない、またはCookieがレスポンスヘッダに設定されないことがあります。

9

3.0

PG30118

コンテナ監視プロセス(jswatch2)またはServletサービスのコマンド(jscontstartなど)がループすることがあります。

10

3.0

PG30231

include先でセションを取得した場合、セションを継続できないことがあります。

11

3.0

PG36603

内部処理の改善(SolarisのMT-Unsafeへの対処)をしました。

12

3.1

P805853

サーブレット・コンテナがダウンする場合があります。

13

3.1

P805931

サーブレット・ゲートウェイの負荷分散機能が正常動作せず、セションを継続できないことがあります。

14

3.1

PG19791

Sun Java System WebServer(iPlanet Web Server)用のサーブレット・ゲートウェイにおいて、netbuf_grab関数のリトライ機能を追加します。

15

3.1

PG23767

Webブラウザに実際に返却されるHTTPステータスコードとWebサーバのアクセスログに記録されるHTTPステータスコードが異なることがあります。

16

3.1

PG24097

Full thread dump自動採取機能を追加します。

17

3.1

PG24864

アプリケーションの処理においてタイムアウト発生時、アクセスログに出力される“ステータスコード 返却バイト数”が“200 -”となる場合があります。

18

3.1

PG28987

サーブレット・コンテナを停止する際に、サーブレット・コンテナの“起動ログ”または“コンテナの標準出力、標準エラー出力のログ”にメッセージ“TerminateMonitorRunnable called abnormaly.”が出力されることがあります。

19

3.1

PG29896

jscontstopコマンド投入直後にServletサービスのコマンド(jscontstartなど)を投入すると、後続のコマンドがループすることがあります。

20

3.1

PG34028

保守強化のため、以下のメッセージを追加しました。
[出力先]
サーブレット・コンテナの“起動ログ”または“コンテナの標準出力、標準エラー出力のログ”
[出力メッセージ]
CRITICAL ERR: All the request processing threads did not return for <time> minutes or more.

21

4.0

P805084

特定のインタフェースを実装したアプリケーションからJNDI呼び出しを行った場合に、NamingExceptionが発生します。

22

4.0

PG29250

jssrs_startコマンドでSession Registryサーバの起動に失敗した場合、メッセージキューが一つ残ることがあります。(複数回起動に失敗しても累積することはありません。)

23

4.0

PG29251

jssrs_startコマンドで内部処理用のプロセスの生成に失敗した場合、タイムアウトのエラー(詳細コード:C005)になることがあります。

24

4.0

PG29252

jssrs_startおよびjssrs_stopコマンドの処理中にセマフォを削除する関数が異常復帰した場合、エラーメッセージが出力されません。

25

4.0

PG29253

jssrs_startおよびjssrs_stopコマンドの投入時刻が出力されません。

26

4.0

PG29254

jssrs_stopコマンド復帰後1秒以内にjssrs_startコマンドを実行すると2重起動のエラー(詳細コード:S002)になります。

27

4.0

PG29255

Session Registryサーバの起動処理開始・終了、停止処理開始・終了の時間が出力されません。

28

4.0

PG29258

jssrs_startコマンド失敗後、再度jssrs_startコマンドを実行した場合、2重起動のエラー(詳細コード:S002)になり、jssrs_stopコマンドを実行するとコマンドが復帰しないことがあります。

29

4.1

PG29257

セションリカバリ機能有効時、ログのタイムスタンプが重複する場合があります。タイムスタンプを無効にしている場合でも、タイムスタンプが付加される場合があります。

30

5.0

P805860

reset、resetBuffer、forwardメソッドを使用した場合、IllegalStateExceptionが発生し、破棄されるはずのデータがWebブラウザに表示されることがあります。

31

5.0

P805897

FilterおよびWrapper機能使用時、ブラウザ画面に何も表示されない(クライアントにレスポンスが帰らない)ことがあります。

32

5.0

P806196

JDK1.4系を使用した場合、“コンテナの標準出力、標準エラー出力のログ”にSocketExceptionが出力されることがあります。

33

5.0

P806250

Webアプリケーション内の静的ファイルを更新しても、Webブラウザ上の古いキャッシュデータが表示されます。

34

5.0

P806766

responseのWrapperでgetWriterメソッドを実装しJSPを呼び出した場合、Filterにおいてresponseのメソッド呼び出しが有効とならないことがあります。

35

5.0

P807006

JDK1.4系を使用した場合に、サーブレット・コンテナの“コンテナの標準出力、標準エラー出力のログ”または“サーブレットのログ”にメッセージ“変数 XXX は初期化されていない可能性があります。”が出力され、JSPのコンパイルが失敗することがあります。

36

5.0

PG21719

「reloadable="true"」が指定されていても、Java Beanの変更が反映されません。

37

5.0

PG21722

Webブラウザから存在しないJSPファイルをリクエストすると、WorkDir下に空のjavaファイルが作成されます。

38

5.0

PG23768

Filter内でエラーが発生した場合、web.xmlに指定したerror-pageが返却されないことがあります。

39

5.0

PG27218

サーブレットのinitメソッドが終了する前に、serviceが呼び出されることがあります。

40

5.0

PG29256

Session Registryサーバの起動処理でエラーが発生した場合、エラーメッセージが出力されないことがあります。

41

5.0

PG30006

2バイトコードを含むJSPの場合、アプリケーションのValidatorクラスでXMLパーサによるStreamの解析処理が失敗する(SAXParseExceptionが発生する)ことがあります。

42

5.1

P806900

2つ以上のWebアプリケーションを運用している場合、継続中のはずのセションが新規となることがあります。

43

5.1

PG29249

Session Registryサーバの起動・停止処理中にタイムアウトが発生した場合の、Full thread dump自動採取機能を追加します。


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