SafeCLUSTER/HA for Oracle 導入運用手引書 V2.1

2.2 SafeCLUSTERの環境設定

◆共用ディスク装置の設定

Oracleのデータベースを作成する共用ディスク装置の設定を行ってください。共用ディスク装置の設定の詳細については"SafeCLUSTER導入運用手引書"を参照してください。

◆引継ぎネットワークの設定

Web-Based Admin Viewを使用して、引継ぎネットワークの設定を行います。引継ぎネットワークの設定の詳細については"SafeCLUSTER導入運用手引書"を参照してください。

以降では、引き継ぎ対象のIPアドレスを論理IPアドレスと記述しています。

◆クラスタサービスの登録

Web-Based Admin Viewを使用して、上記共用ディスク装置のリソース、引継ぎネットワークのリソースを含んだクラスタサービスの登録を行ってください。クラスタサービスの設定の詳細については"SafeCLUSTER導入運用手引書"を参照してください。

• 運用形態は"Standby"を選択します。
• クラスタサービスを構成するリソースは、引継ぎIPアドレス(論理IPアドレス)のリソース、共有ディスク装置のリソースを選択してください。
• 共有ディスク装置の使用種別は「切替えディスク」を選択してください。

◆SafeCLUSTERの動作確認

登録したクラスタサービスを起動し動作確認を行います。

• 運用側ノードから共用ディスク装置へアクセスできるか確認してください。
• クライアントマシンから、論理IPアドレスを使用して運用側のノードにアクセスできるか確認を行ってください。

クラスタサービスの切替えを行い、待機側ノードでも同様の確認を行ってください。