PRIMECLUSTER Wizard for NetWorker 4.1 |
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PRIMECLUSTERの運用時には、PRIMECLUSTER Wizard for NetWorkerがNetWorkerの運用を監視しているため、通常の手順で、NetWorkerの停止を行うと、NetWorkerの再起動、または他のノードにフェイルオーバする現象が発生します。メンテナンス作業などを行う場合には以下のコマンドを実行して、一時的にNetWorkerの監視機能を無効にできます。
/etc/opt/FJSVclntw/bin/hvnwdisable application_name resource_name
/etc/opt/FJSVclntw/bin/hvnweneble application_name resource_name
これらのコマンドを運用中のノードで実行してください。
application_nameはPRIMECLUSTERのユーザアプリケーション、resource_nameは停止するリソース名を指定します。コマンドの詳細は、本書の“コマンド"のhvnwdisable、hvnwenableを参照してください。リソース名については、PRIMECLUSTERのコマンド゛hvdisp"を実行し確認を行ってください。゛hvdisp"コマンドの詳細に関しては、"PRIMECLUSTER導入運用手引書"を参照してください。
NetWorkerサーバの監視を停止することで、ユーザアプリケーションを停止することなく、NetWorkerをシャットダウンすることが可能となり、クラスタ運用を意識せずNetWorkerのメンテナンスを行うことができます。この際、NetWorkerのユーザアプリケーションの状態は常にOnline状態となります。
NetWorkerの監視を再び行う際は、hvnwenable コマンドを使用します。
NetWorkerのユーザアプリケーションを作成する際に設定したAutoRecover属性が有効になっている場合は、AutoRecover機能によってNetWorkerを起動します。AutoRecoverが有効でない場合は、以下のコマンドを入力して運用を再開してください。
# /etc/init.d/networker start
# /usr/sbin/nsrd -k hostname
hostnameは、Virtual_Pathで指定した仮想的なノード名を指します。
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