PRIMECLUSTER Wizard for NetWorker 4.1
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上へ第1章 機能概要
上へ1.1 機能概要

1.1.3 サーバクラスタ

PRIMECLUSTERと連携して、NetWorkerサーバのスタンバイ運用化を実現します。

また、PRIMECLUSTER Wizard for NetWorkerが提供するNetWorker専用のプロセス監視機構(ディテクタ)が、NetWorkerの異常を自動的に検出し、自動的に修復することにより、NetWorkerを使用したバックアップ運用システムの可用性をさらに高めます。

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NetWorkerサーバのスタンバイ運用化により、テープ装置の共有、NetWorker管理データベース(NetWorkerの設定とどのような対象を何時バックアップしたか等の情報)の共有化によるバックアップの可用性を高めます。もし、バックアップ時に異常が発生しクラスタシステムのフェイルオーバが発生した場合でも、そのまま待機系でのバックアップの継続が可能です。

また、クライアントクラスタ形態と同様の仮想的なサーバ名(論理ノード名)でのバックアップも可能とします。

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NetWorkerサーバは、NetWorkerストレージノード、NetWorkerクライアントでもあります。このため、サーバクラスタは、ストレージノードクラスタ及びクライアントクラスタ機能を含んでいます。


下へ1.1.3.1 バックアップの引継ぎ 
下へ1.1.3.2 NetWorker異常の自動検出・自動修復

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