Interstage Application Server 高信頼性システム運用ガイド |
目次
索引
![]() ![]() |
第4章 クラスタサービスの環境設定手順 | > 4.5 Interstageの環境設定 |
データベース連携サービスを使用する場合、Interstageの初期化(isinitコマンドでtype2を指定)での設定に加え、別途設定作業が必要になります。
手順を以下に説明します。
XA連携用プログラムおよびリソース管理プログラムの作成を行います。
当該クラスタサービスに対する運用ノード(ノード1)、待機ノード(ノード2)で作成する必要があります。
リソース管理プログラムは、otsmkxapgmコマンドでXA連携用プログラムを作成してから、otslinkrscコマンドでリソース管理プログラムを作成します。
また、Windows(R)システムでは、WUを利用するためにtdlinkapmコマンドでAPMを作成する必要があります。
それぞれのコマンドについては、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。なお、JTS用のリソース管理プログラムは作成する必要はありません。
クラスタ環境の場合に、otssetrscコマンド実行時に指定するリソース定義ファイルの格納場所を共用ディスク配下に配置する必要があります。以下の手順で設定を行ってください。
作成したリソース管理プログラムの登録を行います。登録については、当該クラスタサービスに対する運用ノード(ノード1)と待機ノード(ノード2)で登録する必要があります。また、その場合、作成したすべてのリソース管理プログラムの登録を行ってください。待機ノード(ノード2)での登録時には、コマンドのオプションに-wを付けるようにしてください。
なお、リソース管理プログラムの登録を行う前にInterstageを起動し、すべてのリソース管理プログラムの登録完了後にInterstageを停止するようにしてください。
isstart |
otssetrsc -a -rf リソース定義ファイル |
isstop -f |
クラスタの切り替えを行います。
isstart |
otssetrsc -a -w -rf リソース定義ファイル |
isstop -f |
JTS用のリソース管理プログラムを利用する場合は、リソースと連携するために必要となるクラスライブラリへのパスを以下のファイルに設定してください。
クラスライブラリに関する詳細な内容は、“アプリケーション作成ガイド(データベース連携サービス編)”の“リソース管理プログラムの作成から起動まで”を参照してください。
RecoveryTarget= |
RecoveryTarget= |
目次
索引
![]() ![]() |