Interstage Application Server 移行ガイド
目次 索引 前ページ次ページ

付録B V5.1以前のServletサービスの環境定義ファイル

B.11 Registry情報定義ファイル

 Registry情報定義ファイルは、サーブレット・コンテナの情報を定義します。

  格納場所  : /etc/opt/FJSVjs2sr/conf/
  ファイル名 : jssr_registry.xml

■Registry情報定義ファイルの記述形式

 Registry情報定義ファイルの記述形式については、"サーブレット・コンテナ環境定義ファイルの記述形式"を参照してください。

■Registry情報定義ファイルの定義項目

 Registry情報定義ファイルには、以下のタグを指定することができます。
タグに設定する内容については、"Registry情報定義ファイルのタグの詳細"を参照してください。

◆定義する内容

タグ名

説明

タグの省略

複数の指定

repository

Registry情報定義ファイルの開始と終了を定義します。

×

×

svm

各サーブレット・コンテナ、Session Registryサーバを定義します。

×

◆タグの階層について

 タグは階層化されています。
 下位階層のタグは、上位階層の開始タグと終了タグの中に記述します。
 Registry情報定義ファイルのタグの階層を以下に示します。

+--- repository
   |
   +--- svm

Registry情報定義ファイルのタグの詳細

Registry情報定義ファイルのタグに設定する内容について説明します。

◆Registry情報定義ファイルの開始と終了の定義

 Registry情報定義ファイルの開始と終了は、repositoryタグで定義します。

■記述形式

<repository>
  ・・・
</repository>

■記述例

<repository>
  <svm name="172.16.30.30:8007">
    ・・・
  </svm>
</repository>

◆各サーブレット・コンテナ、Session Registry サーバの定義

 各サーブレット・コンテナ、Session Registryサーバは、svmタグで定義します。サーブレット・コンテナを追加するごとに1つ追加します。

■記述形式

<svm name= “サーブレット・コンテナを一意に識別する名前”>
  ・・・
</svm>

■属性の内容

属性

説明

属性の
省略

複数の
指定

name

サーブレット・コンテナを一意に識別する名前を指定します。
記述する値は、すべてのサーブレット・コンテナで一意になるように記述してください。
以下のようにIPアドレスとポート番号を組み合わせた名前にしてください。
  サーブレット・コンテナのIPアドレス + ":" + ポート番号

[IPアドレス]
***.***.***.***(***は10進数の数値)の形式で記述してください。

[ポート番号]
サーブレット・ゲートウェイとサーブレト・コンテナが通信するためのポート番号を記述します。
5001〜65535の範囲で指定してください。
サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルで指定する値と同じ値を記述します。
また、サーブレット・コンテナ環境定義ファイルのContextManagerタグのname属性と同じ値を指定してください。

×

×

■記述例

  <svm name="172.16.30.30:8007">
    ・・・
  </svm>


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2005