Interstage Application Server トラブルシューティング集 |
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付録B Javaツール機能 | > B.3 Qualyzer |
Webサーバ上で実行される各種サーバアプリケーションに対して情報収集を行う際のオプションの設定方法について説明します。
Interstage管理コンソールのIJServerワークユニット設定で、Java VMのオプションを指定します。
例)
-Xrunfts:heap=1,d=/tmp
収集された情報は通常Java VMの終了によって出力を完了しますので、収集された情報を出力するためにはIJServerワークユニットを終了する必要があります。IJServerワークユニットの終了方法につきましては、Interstage運用ガイドを参照してください。
Apworksを用いてTomcatを使用する場合、環境変数JAVA_OPTSに-Xrunfts:heap=1,d=/tmp等のオプションを指定して、catalina.sh(UNIX系)またはcatalina.bat(Windows系)で起動してください。
収集された情報は通常Java VMの終了によって出力を完了しますので、収集された情報を出力するためにはTomcatのサービスを終了する必要があります。サービスの終了方法につきましては、ご利用になっているTomcatのマニュアルを参照してください。ただし、終了時には上記環境変数には、Qualyzerを使用するためのオプションを指定しないでください。
クライアントアプリケーションに対して情報収集を行う際のオプションの設定方法について説明します。
以下のファイルを編集します。
JBKプラグインをインストールしたディレクトリ\jre\lib\ext\Jbkplugin.propertes
上記のファイルに以下の行を追加します。
例) jbk.plugin.vmoption=-Xrunfts:heap=1,d=c:\temp,b=1
すでにこの行が有効となっている場合は、この行にオプションを追加します。
例) jbk.plugin.vmoption=-Xms64m -Xrunfts:heap=1,d=c:\temp,b=1
収集された情報は通常Java VMの終了によって出力を完了しますが、JBK Plug-inを利用している場合、ブラウザを終了してもその種類によっては情報の出力が正しく完了しないことがあります。そのため、情報収集対象の操作を行った後にJava VMに対して収集した情報の出力を促す必要があります。
- 収集した情報を出力させるには、bオプションとssbコマンドを併用します。
例)
Java VMオプションの指定:
jbk.plugin.vmoption=-Xrunfts:heap=1,d=c:\temp,b=1
ssbコマンドによる情報の出力:
> ssb a![]()
- 収集した情報を出力させるには、情報収集対象のJava VMプロセスに対してSIGQUITを発行します。
例)
情報収集対象のJava VMプロセスIDが1234の場合
> kill -QUIT 1234
appletviewerコマンドを実行する際にオプションを指定します。
例) appletviewer -J-Xrunfts:heap=1,d=c:\temp test.html
Java Plug-inコントロールパネルを起動します。
[基本]または[詳細]パネルから“Java実行時のパラメータ”を指定できます。
以下のようにオプションを指定します。
例) -Xrunfts:heap=1,d=c:\temp,b=1
収集された情報は通常Java VMの終了によって出力を完了しますが、Java Plug-inを利用している場合、ブラウザを終了してもその種類によっては情報の出力が正しく完了しないことがあります。そのため、情報収集対象の操作を行った後にJava VMに対して収集した情報の出力を促す必要があります。
- 収集した情報を出力させるには、bオプションとssbコマンドを併用します。
例)
“Java実行時のパラメータ”の指定:
-Xrunfts:heap=1,d=c:\temp,b=1
ssbコマンドによる情報の出力:
> ssb a![]()
- 収集した情報を出力させるには、情報収集対象のJava VMプロセスに対してSIGQUITを発行します。
例)
情報収集対象のJava VMプロセスIDが1234の場合
> kill -QUIT 1234
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