Interstage Application Server トラブルシューティング集 |
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第18章 Smart Repository運用時の異常 |
運用中に異常が発生した場合の対処方法について説明します。
Interstage管理コンソールで、[データベース格納先]を領域が十分に確保された別ドライブに指定してください。リポジトリの再作成が必要です。
Interstage管理コンソールで、[データベース格納先]を領域が十分に確保された別パーティションに指定してください。リポジトリの再作成が必要です。
Interstage管理コンソールで、アクセスログの[出力の指定]が、“出力しない”になっているためです。“出力する”を設定してください。
アクセスログは、“UTF-8形式”で出力します。
アクセスログにマルチバイト文字が含まれている場合は、“UTF-8形式”に対応したエディタなどで参照してください。“UTF-8形式”が扱えない場合は、アクセスログのコード系を“UTF-8形式”からシステムのコード系に合わせて変換し、参照してください。
リポジトリ作成時には存在していなかった同一のポート番号が、他で使用されています。起動しているポートを停止するか、または、リポジトリを再作成し、ポート番号を変更してください。
リポジトリ内部の整合性を調整しています。調整が終了するまでお待ちください。調整が終了しない場合は、技術員に連絡してください。
マスタ側のシステムログを参照し、irep15000番台のメッセージが存在しないか確認してください。
存在する場合は、“メッセージ集”の“irep15000番台のメッセージ”を参照し、該当するメッセージ番号の[ユーザの対処]に記述された方法で対応してください。
存在しない場合は、レプリケーション処理が遅れている可能性があります。しばらく待ってから再度スレーブ側のリポジトリを参照し、データが反映されているか確認してください。
それでもデータが反映されていない場合は、マスタ側とスレーブ側の双方でiscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。
JNDIを使用しているアプリケーションが動作しているマシン上でpingコマンドを使用し、アクセスしたいリポジトリが存在するマシンとネットワーク接続されているかを確認してください。
ネットワーク接続されている場合、リポジトリが起動しているかを確認してください。リポジトリが起動していない場合、Interstage管理コンソールからリポジトリを起動後、再度実行してください。
リポジトリが起動している場合、アクセスログを参照してタイムアウトが発生していないか確認してください。アクセスログに TIMEOUT が記録されていた場合タイムアウトが発生しています。アクセスログについては、“Smart Repository運用ガイド”の“ログ”を参照してください。
タイムアウトの原因は、ネットワークの輻輳(通信量が増加し、正常に通信できない状態)、リポジトリが起動しているマシンの高負荷、アプリケーションが動作しているマシンの高負荷などが考えられます。
Smart Repositoryが過負荷状態の場合は、レプリケーションを使った負荷分散を実施してください。また、アプリケーション側の負荷が高い場合は、アプリケーションの実行環境を見直し、適切な状態で使用してください。
上記以外の場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。
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