Interstage Application Server メッセージ集
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第4部 ログファイルに出力されるメッセージ> 第45章 V5.1以前のServletサービスのメッセージ> 45.1 サーブレット・コンテナのメッセージ

45.1.3 起動ログおよびコンテナの標準出力、標準エラー出力のログメッセージ

 ここでのメッセージは、メッセージの内容を直接参照してください。

Starting INTERSTAGE Servlet container

[意味]
 サーブレット・コンテナを起動中です。

Started normally INTERSTAGE Servlet container

[意味]
 サーブレット・コンテナを起動しました。

cannot load servlet name: <name>

[原因]

  1. Webアプリケーション環境定義ファイルの<name>の記述に誤りがあります。
  2. load-on-startup機能によりロードされるサーブレットまたはJSPアプリケーションの初期化メソッド(initメソッドまたはjspInitメソッド)内でエラーが発生したため、アプリケ−ションのロードに失敗しました。

[ユーザの対処]

  1. “移行ガイド”の“V5.1以前のServletサービスの環境定義ファイル”で、“Webアプリケーション環境定義ファイル(deployment descriptor)”を参照して、正しく設定し直してください。
  2. 本メッセージの直後に出力されている、初期化メソッド(initメソッドまたはjspInitメソッド)内で発生しているExceptionまたはErrorの原因を修正してください。

ERROR reading <filename>

[原因]
 Webアプリケーション環境定義ファイル<filename>に定義誤りがあります。

[ユーザの対処]
 “移行ガイド”の“V5.1以前のServletサービスの環境定義ファイル”で、“Webアプリケーション環境定義ファイル(deployment descriptor)”を参照して、正しく設定し直してください。

ERROR reading <filename>
At com.sun.xml.parser/P-<message>

[原因]
 Webアプリケーション環境定義ファイル<filename>に定義誤りがあります。

[ユーザの対処]
 “移行ガイド”の“V5.1以前のServletサービスの環境定義ファイル”で、“Webアプリケーション環境定義ファイル(deployment descriptor)”を参照して、正しく設定し直してください。

ERROR reading (<filename>) java.lang.NullPointerException:
At Line <number> <web-app-id>

[原因]
 Webアプリケーション環境定義ファイル<filename>の<number>行目の終了タグから開始タグの中に環境定義の記述誤りがあります。

[ユーザの対処]
 “移行ガイド”の“V5.1以前のServletサービスの環境定義ファイル”で、“Webアプリケーション環境定義ファイル(deployment descriptor)”を参照して、正しく設定し直してください。

ERROR reading <filename>
At com.sun.xml.parser/P-<number>
FATAL: configuration error
java.lang.NullPointerException:

[原因]
 JServlet環境定義ファイルの[containername].containerconfに設定したサーブレット・コンテナ環境定義ファイル<filename>の記述形式に誤りがあります。

[ユーザの対処]
 サーブレット・コンテナ環境定義ファイルの記述形式に誤りがないか確認してください。P-<number>は内部情報ですので、無視してください。

FATAL: com.fujitsu.interstage.jservlet.tomcat.core.TomcatException: Wrong home <filename>

[原因]
 Servletサービスのシステムファイルが存在しません。

[ユーザの対処]
 Servletサービスを再インストールしてください。

FATAL: java.lang.Exception: Invalid ConnectionHandler
java.lang.Exception: Invalid ConnectionHandler

[原因]
 サーブレット・コンテナ環境定義ファイルのParameterタグが省略されています。または記述に誤りがあります。

[ユーザの対処]
 “移行ガイド”の“V5.1以前のServletサービスの環境定義ファイル”で、“サーブレット・コンテナ環境定義ファイル”を参照して、Parameterタグを正しく設定し直してください。

HANDLER THREAD PROBLEM: java.lang.NullPointerException

[原因]
 サーブレット・コンテナ環境定義ファイルのContextタグのpath属性に指定したWebアプリケーション識別子の指定に誤りがあります。Webアプリケーション識別子の先頭に“/”が付加されていない可能性があります。

[ユーザの対処]
 Webアプリケーション識別子の先頭に“/”を付加してください。

HANDLER THREAD PROBLEM: java.net.SocketException: Connection aborted by peer: socket write error

[意味]
 リクエスト処理中にクライアントが終了した可能性があります。

HANDLER THREAD PROBLEM: java.net.SocketException: Connection reset by peer: JVM_recv in socket input stream read

[原因]
 以下の原因が考えられます。

  1. サーブレット・ゲートウェイがサーブレット・コンテナへのデータ送信でメモリ不足が発生しました。
  2. サーブレット・ゲートウェイがサーブレット・コンテナへのデータ送信でタイムアウトになりました。
  3. サーブレット・ゲートウェイがサーブレット・コンテナへのデータ送信でシステム関数の呼び出しに失敗しました。
  4. リクエスト処理中にクライアントが終了した可能性があります。

[ユーザの対処]
 サーブレット・ゲートウェイのログファイルにメッセージが出力されている場合は出力されたメッセージの対処に従ってください。

HANDLER THREAD PROBLEM: java.io.IOException: Wrong Protocol.

[意味]
 サーブレット・ゲートウェイとサーブレット・コンテナのバージョンが合っていません。

[ユーザの対処]

IllegalArgumentException:Cookie name <cookiename> is a reserved token

[原因]
 Cookieの予約語<cookiename>がクライアント(Webブラウザなど)から送信されてきているために出力されています。以下のような場合があります。

  1. スクリプトやアプレットなどで予約語<cookiename>をCookieに設定しました。
  2. クライアントアプリケーション(Webブラウザなど)が、予約語<cookiename>をCookieに設定しました。

 なお、IllegalArgumentExceptionは、不正な引数、または不適切な引数をメソッドに渡したことを示すためにスローされるExceptionです。本詳細メッセージなしに出力された場合には、引き続き出力されているスタックバックトレースを解析し、アプリケーションの調査を行ってください。

[ユーザの対処]
 ブラウザ側の処理を確認してください。

  1. クライアントアプリケーション(スクリプトやアプレット)で予約語を使用している場合は、cookieの名前を変更してください。
  2. ネットワークトレースを採取し、当該リクエストを発行しているクライアントアプリケーション(Webブラウザなど)を特定して、クライアントアプリケーション開発元にお問い合わせください。

IllegalStateException: OutputStream is already being used for this request

[原因]
 Webアプリケーションで、forwardメソッドを使用する場合、すでにレスポンスがクライアントへ返されていると発生します。forwardメソッドを使用する前に、サーブレットが getOutputStreamにより、レスポンスを返却しています。
 なお、IllegalStateExceptionは、不正または不適切なときにメソッドが呼び出されたことを示すためにスローされるExceptionです。本詳細メッセージなしに出力された場合には、引き続き出力されているスタックバックトレースを解析し、アプリケーションの調査を行ってください。

[ユーザの対処]
 Webアプリケーションの見直しを行ってください。
 なお、JSPにforwardする場合は、getOutputStreamメソッドは使用できません。

java.lang.NoClassDefFoundError: com/fujitsu/interstage/jservlet/tomcat/startup/TomcatException in thread "main"
または
java.lang.NoClassDefFoundError: org/xml/sax/DocumentHandler
または
java.lang.NoClassDefFoundError: javax/servlet/ServletRequest
または
java.lang.NoClassDefFoundError: sun/tools/javac/Main

[原因]
 JServlet環境定義ファイルのdefault.env、または[containername].envに設定した環境変数CLASSPATHに誤りがあります。

[ユーザの対処]
 “移行ガイド”の“V5.1以前のServletサービスの環境定義ファイル”で、“JServlet環境定義ファイル”の“default.env または [containername].env”を参照して、環境変数CLASSPATHを修正してください。

FATAL: java.net.BindException: Address already in use: JVM_Bind
java.net.BindException: Address already in use: JVM_Bind

[原因]

  1. サーブレット・コンテナ環境定義ファイルに設定したサーブレット・コンテナのクラス定義のポート番号はすでに使用されています。
  2. サーブレット・コンテナが異常終了した場合、使用したポート番号をシステムが開放できない状態です。

[ユーザの対処]

  1. サーブレット・コンテナ環境定義ファイルに設定したサーブレット・コンテナのクラス定義のポート番号を変更するか、ポートを使用しているアプリケーションを終了してください。
  2. システムを再起動してください。

FATAL: java.net.BindException: Cannot assign requested address: JVM_Bind
java.net.BindException: Cannot assign requested address: JVM_Bind

[原因]
 サーブレット・コンテナ環境定義ファイルに設定したサーブレット・コンテナのクラス定義のIPアドレスはサーバ内で使用不可能なIPアドレスです。

[ユーザの対処]
 サーブレット・コンテナ環境定義ファイルに設定したサーブレット・コンテナのクラス定義のIPアドレスを変更してください。

FATAL: java.net.SocketException: create (code=xxxxx)
java.net.SocketException: create (code=xxxxx)

[原因]
 以下の原因が考えられます。

  1. JServlet環境定義ファイルのdefault.envまたは[containername].envに環境変数SystemRootが設定されていません。
  2. JServlet環境定義ファイルのdefault.envまたは[containername].envに設定した環境変数SystemRoot配下にWindows(R)のシステムが存在しません。

[ユーザの対処]
 JServlet環境定義ファイルのdefault.envまたは[containername].envに以下の環境変数を設定してください。
   SystemRoot=Windows(R)のシステムディレクトリ

FATAL: com.fujitsu.interstage.jservlet.tomcat.service.AddressRestrictException: The value of ipaddress is not supported. Please define localhost.

[原因]
 ご使用のInterstage Application Serverではlocalhostでの運用以外サポートされていません。

[ユーザの対処]
 サーブレット・コンテナ環境定義ファイルで以下を指定している場合は、valueの値をlocalhostとしてください。
   <Parameter name="ipaddress" value="*****" />
 または上記定義を削除(コメントアウト)してください。

Unable to open log file: <filename> Using stderr as the default.

[原因]
 サーブレット・コンテナ環境定義ファイルのLoggerタグに設定したログファイル名<filename>の指定に誤りがあります。ログファイル名に無効な文字を指定しています。

[ユーザの対処]
 ログファイル名に指定可能な文字を使用してください。

ERROR: Defined filter is not implemented javax.servlet.Filter :<Filterクラス名> ,web application id :<Webアプリケーション識別子>

[原因]
 Filterインターフェースをインプリメントしていません。

[ユーザの対処]
 Filterインターフェースをインプリメントしてコンパイルしなおしてください。

ERROR: Defined filter is not found :<Filterクラス名> ,web application id :<Webアプリケーション識別子>

[原因]
 定義されているFilterクラスが存在しません。

[ユーザの対処]
 “移行ガイド”の“V5.1以前のServletサービスの環境定義ファイル”で、“Webアプリケーション環境定義ファイル(deployment descriptor)”を参照して、正しく設定し直してください。

ERROR: Defined filter has not default constractor :<Filterクラス名> ,web application id :<Webアプリケーション識別子>

[原因]
 定義されているFilterクラスのデフォルトコンストラクタがpublicではありません。

[ユーザの対処]
 Filterクラスにpublicなデフォルトコンストラクタを用意し、コンパイルしなおしてください。

ERROR: Defined filter is interface or abstract class :<Filterクラス名> ,web application id :<Webアプリケーション識別子>

[原因]
 定義されているFilterクラスがインターフェースまたはabstractクラスの為、生成できません。

[ユーザの対処]
 Filterクラスを正しく修正し、コンパイルしなおしてください。

ERROR: Defined filter threw ServletException from init :<Filterクラス名> ,web application id :<Webアプリケーション識別子>

[原因]
 定義されているFilterクラスのinitメソッドからServletExceptionがthrowされました。

[ユーザの対処]
 Filterクラスのinitメソッドを見直して、誤りのある場合は、修正し、コンパイルしなおしてください。
 注)initメソッドでServletExceptionをthrowした場合は、そのFilterクラスのdoFilterメソッドは呼び出されません。

ERROR: Define filter is not started by unexpected error :<Filterクラス名> ,web application id :<Webアプリケーション識別子>

[原因]
 予期せぬエラーにより、Filterクラスがロードに失敗または、initメソッドの呼び出しに失敗しました。

[ユーザの対処]
 当メッセージの後に出力されているスタックトレースから原因を判定し、エラーとなった要因を解決した後にサーブレット・コンテナを再起動してください。

ERROR: occurred unexpected error, when the filter was stopped :<Filterクラス名> ,web application id :<Webアプリケーション識別子>

[原因]
 Filterクラスのdestroyメソッドの呼出しで予期せぬエラーが発生しました。

[ユーザの対処]
 当メッセージの後に出力されているスタックトレースから原因を判定し、エラーとなった要因を取り除いてください。

ERROR: occurred unexpected error, when filter was executed :<Filterクラス名> ,web application id :<Webアプリケーション識別子>

[原因]
 FilterクラスのdoFilterメソッドの呼出しで予期せぬエラーが発生しました。
 以下の原因が考えられます。

  1. Filterクラスが正しくリロードされなかった。
  2. 予期せぬエラー

[ユーザの対処]

  1. 当メッセージの前にエラーメッセージが表示されていますので、エラーとなった要因を取り除いた後に、サーブレット・コンテナを再起動してください。
  2. 当メッセージの後に出力されているスタックトレースから原因を判定し、エラーとなった要因を取り除いた後にサーブレット・コンテナを再起動してください。

ERROR: Defined listener is not implemented listener interface :<Listenerクラス名> ,web application id :<Webアプリケーション識別子>

[原因]
 listenerインターフェースをインプリメントしていません。

[ユーザの対処]
 以下のインターフェースから1つ以上のインターフェースをインプリメントし、コンパイルしなおしてください。

ERROR: Defined listener is not found :<Listenerクラス名> ,web application id :<Webアプリケーション識別子>

[原因]
 定義されたlistenerクラスが存在しません。

[ユーザの対処]
 “移行ガイド”の“V5.1以前のServletサービスの環境定義ファイル”で、“Webアプリケーション環境定義ファイル(deployment descriptor)”を参照して、正しく設定し直してください。

ERROR: Defined listener has not default constractor :<Listenerクラス名> ,web application id :<Webアプリケーション識別子>

[原因]
 定義されているListenerクラスのデフォルトコンストラクタがpublicではありません。

[ユーザの対処]
 Listenerクラスにpublicなデフォルトコンストラクタを用意し、コンパイルしなおしてください。

ERROR: Defined listener is interface or abstract class :<Listenerクラス名> ,web application id :<Webアプリケーション識別子>

[原因]
 定義されているListenerクラスがインターフェースまたはabstractクラスの為、生成できません。

[ユーザの対処]
 Listenerクラスを正しく修正し、コンパイルしなおしてください。

ERROR: Defined listener is not loaded by unexpected error :<Listenerクラス名> ,web application id :<Webアプリケーション識別子>

[原因]
 Listenerクラスロード時に予期せぬエラーが発生しました。

[ユーザの対処]
 当メッセージの後に出力されているスタックトレースから原因を判定し、エラーとなった要因を取り除いてください。

ERROR: occurred unexpected error, when ServletContextListener.contextInitialized was executed :<Listenerクラス名> ,web application id :<Webアプリケーション識別子>

[原因]
 ServletContextListenerのcontextInitializedメソッドの呼出しで予期せぬエラーが発生しました。

[ユーザの対処]
 当メッセージの後に出力されているスタックトレースから原因を判定し、エラーとなった要因を取り除いてください。

ERROR: occurred unexpected error, when ServletContextListener.contextDestroyed was executed :<Listenerクラス名> ,web application id :<Webアプリケーション識別子>

[原因]
 ServletContextListenerのcontextDestroyedメソッドの呼出しで予期せぬエラーが発生しました。

[ユーザの対処]
 当メッセージの後に出力されているスタックトレースから原因を判定し、エラーとなった要因を取り除いてください。

ERROR: occurred unexpected error, when ServletContextAttributeListener.attributeAdded was executed :<Listenerクラス名> ,web application id :<Webアプリケーション識別子>

[原因]
 ServletContextAttributeListenerのattributeAddedメソッドの呼出しで予期せぬエラーが発生しました。

[ユーザの対処]
 当メッセージの後に出力されているスタックトレースから原因を判定し、エラーとなった要因を取り除いてください。

ERROR: occurred unexpected error, when ServletContextAttributeListener.attributeRemoved was executed :<Listenerクラス名> ,web application id :<Webアプリケーション識別子>

[原因]
 ServletContextAttributeListenerのattributeRemovedメソッドの呼出しで予期せぬエラーが発生しました。

[ユーザの対処]
 当メッセージの後に出力されているスタックトレースから原因を判定し、エラーとなった要因を取り除いてください。

ERROR: occurred unexpected error, when ServletContextAttributeListener.attributeReplaced was executed :<Listenerクラス名> ,web application id :<Webアプリケーション識別子>

[原因]
 ServletContextAttributeListenerのattributeReplacedメソッドの呼出しで予期せぬエラーが発生しました。

[ユーザの対処]
 当メッセージの後に出力されているスタックトレースから原因を判定し、エラーとなった要因を取り除いてください。

ERROR: occurred unexpected error, when HttpSessionListener.sessionCreated was executed :<Listenerクラス名> ,web application id :<Webアプリケーション識別子>

[原因]
 HttpSessionListenerのsessionCreatedメソッドの呼出しで予期せぬエラーが発生しました。

[ユーザの対処]
 当メッセージの後に出力されているスタックトレースから原因を判定し、エラーとなった要因を取り除いてください。

ERROR: occurred unexpected error, when HttpSessionListener.sessionDestroyed was executed :<Listenerクラス名> ,web application id :<Webアプリケーション識別子>

[原因]
 HttpSessionListenerのsessionDestroyedメソッドの呼出しで予期せぬエラーが発生しました。

[ユーザの対処]
 当メッセージの後に出力されているスタックトレースから原因を判定し、エラーとなった要因を取り除いてください。

ERROR: occurred unexpected error, when HttpSessionAttributeListener.attributeAdded was executed :<Listenerクラス名> ,web application id :<Webアプリケーション識別子>

[原因]
 HttpSessionListenerのattributeAddedメソッドの呼出しで予期せぬエラーが発生しました。

[ユーザの対処]
 当メッセージの後に出力されているスタックトレースから原因を判定し、エラーとなった要因を取り除いてください。

ERROR: occurred unexpected error, when HttpSessionAttributeListener.attributeRemoved was executed :<Listenerクラス名> ,web application id :<Webアプリケーション識別子>

[原因]
 HttpSessionListenerのattributeRemovedメソッドの呼出しで予期せぬエラーが発生しました。

[ユーザの対処]
 当メッセージの後に出力されているスタックトレースから原因を判定し、エラーとなった要因を取り除いてください。

ERROR: occurred unexpected error, when HttpSessionAttributeListener.attributeReplaced was executed :<Listenerクラス名> ,web application id :<Webアプリケーション識別子>

[原因]
 HttpSessionListenerのattributeReplacedメソッドの呼出しで予期せぬエラーが発生しました。

[ユーザの対処]
 当メッセージの後に出力されているスタックトレースから原因を判定し、エラーとなった要因を取り除いてください。

WARNING: Illegal access! maybe attacked from: [hostname/IPaddress]

[原因]
 許可していないIPアドレス([hostname/IPaddress])から、サーブレット・コンテナへのアクセスがありました。

[ユーザの対処]
 サーブレット・コンテナに不正なアクセスが行われている可能性があります。ネットワーク管理者に確認してください。
 出力されているIPアドレスからのアクセスを許可する場合は、サーブレット・コンテナ環境定義ファイルの“サーブレット・コンテナのクラス定義(Parameterタグ)”を使用して、属性name="acsaddress"に対する属性valueに該当アドレスを定義してください。

ERROR: Cannot generate the X509Certificate object.

[原因]
 X509Certificateオブジェクトの生成で予期せぬエラーが発生しました。

[ユーザの対処]

  1. ネットワークに異常がないか確認してください。
  2. Webサーバの設定に誤りがないか確認してください。

ERROR: connection timeout: Connection was closed by the Servlet Container.

[原因]
 リクエストデータの読み込み中にタイムアウトが発生しました。
 接続を終了します。

[ユーザの対処]
 ネットワーク環境を見直してください。
 ネットワーク上、サーブレット・ゲートウェイとサーブレット・コンテナの間にファイアウォールが存在する場合、ファイアウォールのタイムアウトの設定と、サーブレット・コンテナ環境定義ファイルのconnection_timeoutの値を確認してください。

ERROR: Failed to read the file: <filename> Default value will be used.

[原因]
 ファイル<filename>の読み込みに失敗しました。デフォルト値を使用します。

[ユーザの対処]
 ファイル<filename>が壊れている可能性があります。ファイルシステムを確認してください。

INFO: No exist the file: <filename> Default value will be used.

[原因]
 環境定義ファイル<filename>が存在しません。デフォルト値を使用します。

INFO: Cannot get the mode of SessionRecovery, default value will be used. : <mode>

[意味]
 セションリカバリ機能の動作モードが定義されていません。デフォルト値<mode>を使用します。

[ユーザの対処]
 セションリカバリ機能の動作モードを<mode>以外で運用する場合は、JServletプロパティファイルに定義を追加してください。

INFO: Set SessionRecovery mode <mode>.

[意味]
 セションリカバリ機能の動作モード<mode>で動作します。

WARNING: Unsupported mode of SessionRecovery :<value>, default value will be used. : <mode>

[原因]
 JServletプロパティファイルに定義したセションリカバリ機能の動作モード値に誤りがあります。デフォルト値<mode>で動作します。

[ユーザの対処]
 JServletプロパティファイルの定義に正しい値を指定してください。

CRITICAL ERR: accept thread died.
CRITICAL ERR: container is stopped now.

[原因]
 リクエスト受付スレッドが消滅したため、サーブレット・コンテナを停止しました。
 以下の原因が考えられます。

  1. OutOfMemoryErrorが発生しました。
  2. 予期せぬ異常が発生しました。

[ユーザの対処]

  1. “サーブレット・コンテナで発生したExceptionまたはErrorについて”の“OutOfMemoryError”の対処に従ってください。
  2. 当メッセージの以前に出力されているメッセージを確認してください。エラーの原因が特定できない場合には、技術員に連絡してください。

CRITICAL ERR: All the request processing threads did not return for <time> minutes or more.

[意味]
 アプリケーションを実行中のすべてのリクエスト処理スレッドが<time>分間以上復帰しませんでした。

[原因]
 アプリケーションの応答がありません。

[ユーザの対処]
 Full thread dumpなどから、アプリケーションが復帰しない原因を調査してください。

Unrecognized option: XXX
Could not create the Java virtual machine.

[原因]
 JServlet環境定義ファイルのdefault.bin.parametersまたは[containername].bin.parametersにJava VMが認識できないパラメタが設定されています。

[ユーザの対処]
 default.bin.parametersと[containername].bin.parametersに設定する値は、そのままJava VMのパラメタとして渡されます。XXXがJava VMのパラメタとして有効であるか確認してください。

HANDLER THREAD PROBLEM: java.io.IOException: Stream broken
java.io.IOException: Stream broken

[原因]

  1. Webブラウザからサーブレット・コンテナのポート番号に接続されました。
  2. サーブレット・ゲートウェイとサーブレット・コンテナのバージョンが異なります。

[ユーザの対処]

  1. Webサーバのポート番号を確認し、Webサーバのポート番号に接続してください。
  2. Servletサービスの環境を見直してください。

A nonfatal internal JIT <message>

[原因]
 JDK1.2.2で使用時にSUN JAXPが出力するメッセージです。
 メッセージが出力されるのみでサーブレット・コンテナの動作には影響しません。

[ユーザの対処]
 本メッセージの出力を抑止したい場合は、JDK1.3を使用してください。

*** panic: libthread loaded into green threads

[原因]
 サーブレット・コンテナがgreen threadで起動されています。

[ユーザの対処]
 JServlet環境定義ファイルのdefault.envまたは[containername].env定義で、Java VMの起動時に設定する環境変数THREADS_FLAGにnativeを記述してください。
 また、サーブレット・コンテナの実行ディレクトリ(デフォルトは/opt/FJSVjs2/)にcoreが出力される場合があります。削除してください。

<message1>:
<message2>

[原因]
 サーブレット・コンテナで<message1>のエラーまたは例外が発生しました。<message2>にはスタックトレースが出力されます。
 <message1>にjava.lang.OutOfMemoryErrorが出力されている場合には、以下の原因が考えられます。

  1. システムのメモリ不足です。
  2. Java VMのヒープ領域の不足です。

[ユーザの対処]
 <message1>と<message2>を確認し、エラーまたは例外の原因を取り除いてください。
 <message1>にjava.lang.OutOfMemoryErrorが出力されている場合には、以下の対処を行ってください。

  1. 現在起動しているServletサービス以外の不要なアプリケーションを終了してください。V5.1以前のマニュアルで、“インストールガイド”を参照して必要となるメモリが十分に用意されているか確認してください。メモリ量が不足しているときには、メモリを増設してください。
  2. Java VMの最大ヒープ領域のサイズを増やしてください。環境設定については、“移行ガイド”の“V5.1以前のServletサービスの環境定義ファイル”で、“JServlet環境定義ファイル”の“default.bin.parametersまたは[containername].bin.parameters”を参照してください。

[dd/mm/yyyy HH:mm:ss:SSS] WARNING checking {%s1} Tag:%s2:unreadable xml:%s3

[可変情報]
 %s1:設定ファイル
 %s2:エラーが検出された位置
 %s3:Exceptionメッセージ

[原因]
 定義ファイルの読み込みに失敗しました。

[ユーザの対処]
 指定されたXMLファイルが存在しないので作成してください。
 読み込み許可がありませんので、パーミッションを操作してください。

[dd/mm/yyyy HH:mm:ss:SSS] WARNING checking {%s1} Tag:%s2:illegal xml:%s3

[可変情報]
 %s1:設定ファイル
 %s2:エラーが検出された位置
 %s3:Exceptionメッセージ

[原因]

  1. ファイルがxmlファイルの形式に合っていません。
  2. 定義ファイルのヘッダが適切ではありません。

[ユーザの対処]

  1. xmlのデータ形式に合うようにファイルを修正してください。
  2. xmlファイルのヘッダ部分が適切であるか確認してください。

[dd/mm/yyyy HH:mm:ss:SSS] WARNING checking {%s1} Tag:%s2:illegal header:%s3

[可変情報]
 %s1:設定ファイル
 %s2:エラーが検出された位置
 %s3:“ヘッダの値”または、なし

[原因]
 定義ファイルのヘッダが適切ではありません。

[ユーザの対処]
 xmlファイルのヘッダ部分を該当ファイルのマニュアルを参照し修正してください。

[dd/mm/yyyy HH:mm:ss:SSS] WARNING checking {%s1} Tag:%s2:no tag:%s3

[可変情報]
 %s1:設定ファイル
 %s2:エラーが検出された位置
 %s3:タグ名 [@要素名=“要素の値”・・・]または、either タグ名 or タグ名

[原因]
 タグがありません。

[ユーザの対処]
 該当タグに関するマニュアルを参照し、必要なタグを追加してください。

[dd/mm/yyyy HH:mm:ss:SSS] WARNING checking {%s1} Tag:%s2:no attribute:%s3

[可変情報]
 %s1:設定ファイル
 %s2:エラーが検出された位置
 %s3:@要素名

[原因]
 要素がありません。

[ユーザの対処]
 該当タグに関するマニュアルを参照し、必要な要素名を追加してください。

[dd/mm/yyyy HH:mm:ss:SSS] WARNING checking {%s1} Tag:%s2:many tag:%s3

[可変情報]
 %s1:設定ファイル
 %s2:エラーが検出された位置
 %s3:タグ名

[原因]
 タグの数が多すぎます。

[ユーザの対処]
 該当タグに関するマニュアルを参照し、不必要なタグを消去してください。

[dd/mm/yyyy HH:mm:ss:SSS] WARNING checking {%s1} Tag:%s2:illegal value:%s3

[可変情報]
 %s1:設定ファイル
 %s2:エラーが検出された位置
 %s3:@要素名=“要素の値”または、“タグの値”

[原因]
 値が不適切です。

[ユーザの対処]
 該当タグに関するマニュアルを参照し、値を修正してください。

[dd/mm/yyyy HH:mm:ss:SSS] WARNING checking {%s1} Tag:%s2:no value:%s3

[可変情報]
 %s1:設定ファイル
 %s2:エラーが検出された位置
 %s3: なし または @要素名

[原因]
 値が設定されていません。

[ユーザの対処]
 該当タグに関するマニュアルを参照し、値を入力してください。

[dd/mm/yyyy HH:mm:ss:SSS] WARNING checking {%s1} Tag:%s2:not exist:%s3

[可変情報]
 %s1:設定ファイル
 %s2:エラーが検出された位置
 %s3:@要素名=“要素の値”

[原因]
 ファイルが存在しません。

[ユーザの対処]
 要素の値またはタグの値に示されるファイル・ディレクトリを用意してください。また、そのファイルへの参照が可能なようにパーミッションを操作してください。

[dd/mm/yyyy HH:mm:ss:SSS] WARNING checking {%s1} Tag:%s2:permission deny:%s3

[可変情報]
 %s1:設定ファイル
 %s2:エラーが検出された位置
 %s3:@要素名=“要素の値”

[原因]

  1. ファイルの読み込みまたは書き込み許可がありません。
  2. ファイルまたはディレクトリ名が異常です。

[ユーザの対処]

  1. 該当タグに関するマニュアルを参照し、ファイルまたはディレクトリに対する適切なパーミッション操作をしてください。
  2. 該当タグに関するマニュアルを参照し、ファイルまたはディレクトリ名の文字列に使われている文字や長さを修正してください。

[dd/mm/yyyy HH:mm:ss:SSS] WARNING checking {%s1} Tag:%s2:illegal character:%s3

[可変情報]
 %s1:設定ファイル
 %s2:エラーが検出された位置
 %s3:@要素名=“要素の値”または、“タグの値”

[原因]
 要素の値またはタグの値に示される値に使用不許可の文字が使われています。

[ユーザの対処]
 該当タグに関するマニュアルを参照し、値を修正してください。

[dd/mm/yyyy HH:mm:ss:SSS] WARNING checking {%s1} Tag:%s2:no link:%s3

[可変情報]
 %s1:設定ファイル
 %s2:エラーが検出された位置
 %s3:“タグの値” link “タグ名”

[原因]
 linkタグの名前で示される位置で同一の値が定義されていません。

[ユーザの対処]
 該当タグに関するマニュアルを参照し、タグ名に示される位置で定義された値へ修正してください。

[dd/mm/yyyy HH:mm:ss:SSS] WARNING checking {%s1} Tag:%s2:alternative:%s3

[可変情報]
 %s1:設定ファイル
 %s2:エラーが検出された位置
 %s3:either タグ名 or タグ名

[原因]
 どちらかのタグ名しか許されません。

[ユーザの対処]
 該当タグに関するマニュアルを参照し、どちらかのタグを削除してください。

[dd/mm/yyyy HH:mm:ss:SSS] WARNING checking {%s1} Tag:%s2:duplicate tag:%s3

[可変情報]
 %s1:設定ファイル
 %s2:エラーが検出された位置
 %s3:タグ名 @要素名=“要素の値” [@要素名=“要素の値”・・・]または、タグ名 [タグ名・・・] =“タグの値”

[原因]
 タグが重複しています。

[ユーザの対処]
 該当タグに関するマニュアルを参照し重複しているタグを修正してください。

[dd/mm/yyyy HH:mm:ss:SSS] WARNING checking {%s1} Tag:%s2:too long:%s3

[可変情報]
 %s1:設定ファイル
 %s2:エラーが検出された位置
 %s3:@要素名=“要素の値” または、 “タグの値”

[原因]
 値の文字列が長すぎます。

[ユーザの対処]
 該当タグに関するマニュアルを参照し値の文字列を修正してください。

[dd/mm/yyyy HH:mm:ss:SSS] The data size written by one times is too large.

[意味]
 1回で書き出されるデータサイズが大きすぎます。


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