Interstage Application Server メッセージ集
目次 前ページ次ページ

第4部 ログファイルに出力されるメッセージ> 第43章 J2EE使用時に出力される例外情報

43.12 org.omg.CORBAで始まる例外情報

EJBアプリケーションで発生するCORBAメッセージについて

 EJBアプリケーションは通信形態にRMI over IIOPを使用しているため、プロトコルとしてCORBAのIIOPを使用しています。このため、EJBアプリケーションの運用中に、CORBAの例外が返却される場合があります。

■CORBAのメッセージの構成

 CORBAのメッセージは“CORBA OBJ_ADAPTER 1179257480 No”のように出力されます。このメッセージは以下の構成となっています。
CORBA OBJ_ADAPTER 1179257480 No
          1        2            3

1:CORBAのメッセージであることを示しています。
2:CORBAサービスの例外情報を示しています。
3:CORBAサービスのマイナーコードを示しています。

また、以下のように出力される場合もあります。

org.omg.CORBA.MARSHAL: write_Value()] java.io.NotSerializableException: nnn.Impl
          1                      2               3

minor code: 1179255425 completed: No
             4

1:CORBAサービスの例外情報を示しています。
2:内部で実行しているメソッド情報を示しています。
3:内部で発生した例外情報を示しています。
4:CORBAサービスのマイナーコードを示しています。

■メッセージの対処方法

CORBAサービスの例外情報については、メッセージ集の“CORBAサービスの例外情報”を参照して対処してください。
CORBAサービスのマイナーコードについては、メッセージ集の” CORBAサービスのマイナーコード”を参照してください。

下へ43.12.1 org.omg.CORBA.COMM_FAILURE
下へ43.12.2 org.omg.CORBA.INITIALIZE
下へ43.12.3 org.omg.CORBA.INTERNAL
下へ43.12.4 org.omg.CORBA.MARSHAL
下へ43.12.5 org.omg.CORBA.NO_IMPLEMENT
下へ43.12.6 org.omg.CORBA.OBJECT_NOT_EXIST
下へ43.12.7 org.omg.CORBA.UNKNOWN

目次 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2005