Interstage Application Server メッセージ集 |
目次 |
第4部 ログファイルに出力されるメッセージ | > 第43章 J2EE使用時に出力される例外情報 | > 43.9 javax.namingで始まる例外情報 |
javax.naming.NamingException: '%s' is an invalid resource type for URL
[可変情報]
%s = 値
[意味]
deployment descriptorファイルのres-typeタグの値に誤りがあります。
[ユーザの対処]
res-typeタグの値がjava.net.URLであるかを確認してください。
deployment descriptorファイルの詳細については、"J2EEユーザーズガイド"の"deployment descriptorファイルへの記述"を参照してください。
javax.naming.NamingException: %s is not found
[可変情報]
%s = JNDI名
[意味]
lookup処理に誤りがあります。
[ユーザの対処]
“lookup処理で例外が発生した場合の対処”を参照して対処してください。
javax.naming.NamingException: Access to directory service failed :
または
javax.naming.NamingException: Access to InfoDirectory failed :
[意味]
ディレクトリサービス(Smart RepositoryまたはInfoDirectory)の指定に誤りがあります。
[ユーザの対処]
ディレクトリサービス(Smart RepositoryまたはInfoDirectory)が使用可能な状態かを確認してください。
javax.naming.NamingException: Cannot bind null object
[意味]
bindに指定したオブジェクトがnullです。
[ユーザの対処]
正しいオブジェクトでbind処理を行っているかを確認してください。
javax.naming.NamingException: Cannot rebind null object
[意味]
rebindに指定したオブジェクトがnullです。
[ユーザの対処]
正しいオブジェクトでrebind処理を行っているかを確認してください。
javax.naming.NamingException: com.fujitsu.interstage.j2ee.def.FJDefException:%s
[可変情報]
%s = URL名(java.sun.comなど)
[意味]
deployment descriptorファイルのDOCTYPE宣言の指定に誤りがあります。
または、Webアプリケーション用のdeployment descriptorファイルを、J2EEアプリケーションクライアントで使用しています。
[ユーザの対処]
javax.naming.NamingException: com.fujitsu.interstage.j2ee.def.FJDefException: file not found: %s (The specified path is not found.)
javax.naming.NamingException: com.fujitsu.interstage.j2ee.def.FJDefException: file not found: %s (指定されたパスが見つかりません。)
javax.naming.NamingException: com.fujitsu.interstage.j2ee.def.FJDefException: file not found: %s (The specified file is not found.)
javax.naming.NamingException: com.fujitsu.interstage.j2ee.def.FJDefException: file not found: %s (指定されたファイルが見つかりません。)
[可変情報]
%s = ファイルのパス
[意味]
指定したdeployment descriptorファイル、または名前変換ファイルが存在しません。
[ユーザの対処]
deployment descriptorファイル、または名前変換ファイルが存在するかを確認してください。
または、JNDI環境プロパティに指定したパスが正しいかを確認してください。
javax.naming.NamingException: com.fujitsu.interstage.j2ee.def.FJDefException: %s
[可変情報]
%s = 詳細情報
[意味]
deployment descriptorファイル、または名前変換ファイルの記述に誤りがあります。
[ユーザの対処]
以下を確認してください。
deployment descriptorファイルの詳細については、"J2EEユーザーズガイド"の"deployment descriptorファイルへの記述"を参照してください。
名前変換ファイルの詳細については、“J2EEユーザーズガイド"の"名前変換機能"を参照してください。
詳細情報の内容によっては、以下を確認してください。
javax.naming.NamingException: com.fujitsu.interstage.j2ee.def.FJDefException: unknown error: java.lang.OutOfMemoryError
[意味]
Java VMのヒープ領域サイズが不足しています。
[ユーザの対処]
Java VMの最大ヒープ領域サイズを増加させてください。
増加サイズは、使用しているXMLファイル(deployment descriptorファイル、および名前変換ファイル)ごとに以下の計算式から算出し、その総和から求めてください。
((((a×460)+b)/1024)+500)×c (単位:Kバイト)
a:XMLファイル内行数
b:XMLファイルサイズ(単位:バイト)
c:lookupを発行しているスレッド数(J2EE)
c:同時クライアントアクセス数(Web)
Java VMの最大ヒープ領域サイズに、128Mバイトを指定する場合の例:
java -Xmx128m ClientAPP
Java VMのヒープ領域サイズは、Interstage管理コンソールの[ワークユニット] > “ワークユニット名” > [環境設定]タブ > [詳細設定] > [ワークユニット設定] > [JavaVMオプション]に指定します。
javax.naming.NamingException: com.fujitsu.interstage.j2ee.def.FJDefException: unknown error:javax/xml/parsers/ParserCofigurationException
[意味]
CLASSPATH変数にXMLプロセッサへのパスが設定されていないまたは、XMLプロセッサがインストールされていません。
[ユーザの対処]
javax.naming.NamingException: com.fujitsu.interstage.j2ee.def.FJDefException: unknown error:org/xml/sax/ErrorHandler
[意味]
CLASSPATH変数にXMLプロセッサへのパスが設定されていないまたは、XMLプロセッサがインストールされていません。
[ユーザの対処]
javax.naming.NamingException: com.fujitsu.interstage.j2ee.def.FJDefException: %s
または
javax.naming.NamingException: com.fujitsu.interstage.j2ee.def.FJDefException: unknown error: %s
[可変情報]
%s = 例外情報
[意味]
deployment descriptorファイル、または名前変換ファイルの記述に誤りがあります。
[ユーザの対処]
javax.naming.NamingException: DataSource is not found NAME= %s
[可変情報]
%s = JDBCデータソース名
[意味]
JDBCリソースアクセス定義で指定したデータソースが存在しません。
[ユーザの対処]
使用するJDBCドライバのネーミングサービスにデータソースが登録されているかを確認してください。
リソースアクセス定義の詳細については、“J2EEユーザーズガイド"の"J2EEリソースアクセス定義について"、または"リファレンスマニュアル(コマンド編)"の"JNDI運用コマンド"を参照してください。
javax.naming.NamingException: FJUserID or FJPassword is invalid : FJUserID = %s1 FJPassword = %s2
[可変情報]
%s1 = ユーザID
%s2 = パスワード
[意味]
FJUserID、またはFJPasswordがNULLまたは空です。
または、Smart RepositoryやInfoDirectoryにユーザID、パスワードが登録されていません。
[ユーザの対処]
javax.naming.NamingException: .GlobalTransactionMode != True
または
javax.naming.NamingException: .GlobalTransactionMode nothing
[意味]
分散トランザクション機能を使用するための設定に誤りがあります。
[ユーザの対処]
javax.naming.NamingException: invalid resource definition
[意味]
deployment descriptorファイル、または名前変換ファイルのタグで指定した値に無効な文字列があります。
[ユーザの対処]
javax.naming.NamingException: java.net.MalformedURLException
[意味]
lookup処理に誤りがあります。または、JNDI名に指定されているURL名に有効なプロトコルが見つかりません。または、文字列を解析できません。
[ユーザの対処]
JNDI名に指定するURL名が正しいかを確認してください。
また、“lookup処理で例外が発生した場合の対処”を参照して対処してください。
javax.naming.NamingException: JavaMail: %s
[可変情報]
%s = JNDI名
[意味]
lookup処理に誤りがあります。
[ユーザの対処]
“lookup処理で例外が発生した場合の対処”を参照して対処してください。
javax.naming.NamingException: May not use connector. (%s)
[可変情報]
%s = コネクションファクトリ名
[意味]
J2EEアプリケーションクライアント、Webアプリケーションでは、connectorを利用することはできません。
[ユーザの対処]
J2EEアプリケーションクライアント、Webアプリケーションで、connectorを利用していないか確認してください。
javax.naming.NamingException: May not use XADataSource. (%s)
[可変情報]
%s = JDBCデータソース名
[意味]
J2EEアプリケーションクライアント、Webアプリケーションでは、XAデータソースを利用することはできません。
[ユーザの対処]
XAデータソースをリソースアクセス定義で指定していないか確認してください。
javax.naming.NamingException: no protocol: %s
[可変情報]
%s = URL名
[意味]
lookup処理に誤りがあります。
[ユーザの対処]
URL名が正しいかを確認してください。
また、“lookup処理で例外が発生した場合の対処”を参照して対処してください。
javax.naming.NamingException: Not found definition : %s1 : %s2
または
javax.naming.NamingException: Not found definition :%s3
[可変情報]
%s1 = リソースアクセス定義のタイプ
%s2 = リソース名
%s3 = ファイルアクセスエラーの詳細
[意味]
リソースアクセス定義が登録されていないか、リソースアクセス定義ファイルにアクセスできません。
[ユーザの対処]
javax.naming.NamingException: propName or propVal is null
[意味]
addToEnvironmentに指定した環境プロパティ名、または環境プロパティ値がnullです。
[ユーザの対処]
正しい名前、値でaddToEnvironment処理を行っているかを確認してください。
javax.naming.NamingException: Root exception is java.lang.ClassCastException: %s
[可変情報]
%s = データソースの型名
[意味]
運用できないデータソース(XAデータソース)をリソースアクセス定義で指定しています。
[ユーザの対処]
クライアント側アプリケーションでは運用できないデータソース(XAデータソース)をリソースアクセス定義で指定していないか確認してください。
javax.naming.NamingException: Root exception is java.lang.ClassCastException: %s
[可変情報]
%s = クラス名
[意味]
J2EEアプリケーションクライアントの環境が正しく設定されていません。
[ユーザの対処]
J2EEアプリケーションクライアントの環境が正しく設定されているか確認してください。
J2EEアプリケーションクライアントの環境については、"J2EEユーザーズガイド"の“JNDI”の"クライアント環境での環境設定"を参照してください。
javax.naming.NamingException: security.properties is invalid :
[意味]
security.propertiesファイルの定義内容に誤りがあります。
[ユーザの対処]
security.propertiesファイルの定義内容が正しく設定されているか確認してください。
security.propertiesファイルについては、"J2EEユーザーズガイド"の“セキュリティ機能の組み込み方法 ”−“InfoDirectoryの設定”−"セキュリティ管理環境定義ファイルの設定"を参照してください。
javax.naming.NamingException: security.properties is not found :
[意味]
security.propertiesファイルに誤りがあります。
[ユーザの対処]
以下のディレクトリにsecurity.propertiesファイルが存在するかを確認してください。
security.propertiesファイルが存在しない場合は、ファイルを作成してください。
security.propertiesファイルについては、"J2EEユーザーズガイド"の“セキュリティ機能の組み込み方法 ”−“InfoDirectoryの設定”−"セキュリティ管理環境定義ファイルの設定"を参照してください。
javax.naming.NamingException: security.properties I/O Error :
[意味]
security.propertiesファイルの読み込みに失敗しました。
[ユーザの対処]
ファイルに読み込みの権限があるかを確認してください。
javax.naming.NamingException: javax.naming.CommunicationException: %s1:%s2 [Root exception is java.net.ConnectException: Connection refused: no further information]
または
javax.naming.NamingException: javax.naming.AuthenticationException: [LDAP: error code %s3 - Invalid Credentials]
または
javax.naming.NamingException: com.fujitsu.interstage.j2ee.security.FJSVj2eeSecurityException
[可変情報]
%s1 = ホスト名
%s2 = ポート番号
%s3 = コード番号
[意味]
EJBアプリケーションにおいて、クライアントからのlookup処理で例外が発生しました。
[ユーザの対処]
以下について確認してください。
また、“lookup処理で例外が発生した場合の対処”を参照して対処してください。
javax.naming.NamingException: javax.naming.NamingException: Certification failed
[意味]
EJBアプリケーションにおいて、クライアントからのlookup処理で例外が発生しました。
[ユーザの対処]
以下についてそれぞれ確認してください。
また、“lookup処理で例外が発生した場合の対処”を参照して対処してください。
javax.naming.NamingException: JdbcBuilder new WrapperDataSource : Exceptionjava.lang.ClassCastException: javax.naming.Reference
[意味]
PostgreSQLを使用している場合、postgresql.jarがクラスパスに設定されていない可能性があります。
[ユーザの対処]
IJServer動作時に設定されるクラスパスは、コンテナ情報ログ(info.log)に出力されます。コンテナ情報ログでクラスパスの設定を確認してください。
“J2EEユーザーズガイド”の“JNDI"-“各種オブジェクトを参照する場合の環境設定”-“JDBCを参照する場合の環境設定”-“PostgreSQLを使用する場合の環境設定”を参照して、クラスパスの設定が正しく行われているかどうか確認してください。
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