Interstage Application Server メッセージ集
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第3部 メッセージラベルのないメッセージ> 第36章 Webブラウザから通知されるステータスコード> 36.3 Client Error (400番台のステータスコード)

36.3.2 401

401 Unauthorized

[意味]
 リソースにアクセスするためには、認証する必要があります。

シングル・サインオン運用時の追加メッセージ

◆User name or password is incorrect.

 ユーザ名、またはパスワードが正しくありません。

[意味]
 利用者の認証に失敗しました。以下の原因が考えられます。

[利用者の対処]
 正しいユーザ名/パスワードを指定してください。また、証明書を使用する場合は、正しい証明書を提示してください。
 正しいユーザ名/パスワード、証明書を指定しているにも関わらず本メッセージが表示される場合は、業務サーバ管理者に問い合わせてください。

[業務サーバ管理者の対処]
 SSO管理者に問い合わせてください。

[SSO管理者の対処]
<<パスワード認証>>
 利用者が正しいユーザID/パスワードを指定しているにも関わらず本メッセージが表示される場合は、以下の確認を行ってください。


<<証明書認証>>
 利用者が正しい証明書を提示しているにも関わらず本メッセージが表示される場合は、以下の確認を行ってください。

注1)Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [認証サーバ] > [環境設定]タブの[詳細設定[表示]] > [業務システムとの通信の設定] > [利用者への認証失敗原因の通知]を“通知する”と設定し運用している場合は、本原因で該当メッセージが通知されることはありません。
注2)
[ユーザ情報の登録先エントリ]については、Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [リポジトリサーバ] > [環境設定]タブの[詳細設定[表示]]をクリックし、[リポジトリ]を参照してください。
注3)SSOリポジトリへのユーザ情報の登録については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“環境構築(SSO管理者編)”−“リポジトリサーバの構築”−“SSOリポジトリへのユーザ情報、ロール定義の登録”を参照してください。
注4)V5.xより本バージョンに移行した場合、リポジトリサーバの定義ファイルの「alternative-uid-attribute」に“uid”以外の属性名が設定されている可能性があります。本設定が“uid”以外の場合、設定されている属性名が利用者の識別情報として使用されます。
注5)SSOリポジトリの操作はエントリ管理ツールなどを使用して行います。詳細については、“Smart Repository運用ガイド”の“エントリの管理”を参照してください。
注6)利用者のロックアウト状態の確認については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“運用・保守”−“利用者に関する操作”−“利用者のロック状態の確認”を参照してください。
注7)利用者の有効期間の確認については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“運用・保守”−“利用者に関する操作”−“利用者の有効期間の確認、変更”を参照してください。
注8)ユーザ情報の「userPassword」属性の登録については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“運用・保守”−“利用者に関する操作”−“利用者のパスワードの変更”を参照してください。
注9)[認証に使用する属性]については、Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [認証サーバ] > [環境設定]タブの[詳細設定[表示]]をクリックし、[証明書認証の動作]を参照してください。
注10)V5.xより本バージョンに移行した場合、認証サーバの定義ファイルの「certificate-identification」が“YES”に設定されている可能性があります。本設定が“YES”の場合、利用者が提示した証明書とSSOリポジトリに登録されている証明書の比較が行われます。


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