Interstage Application Server メッセージ集
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第2部 メッセージラベルのあるメッセージ> 第21章 メッセージ番号がssoで始まるメッセージ> 21.1 sso01000番台のメッセージ

21.1.18 sso01036

SSO: ERROR: sso01036: Initialization of access log failed. Logfile=(%s1) Reason=(%s2)

SSO: エラー: sso01036: アクセスログの初期化に失敗しました。 Logfile=(%s1) Reason=(%s2)

[可変情報]
 %s1:リポジトリサーバのアクセスログの出力先ファイルの絶対パス
 %s2:エラー原因

[意味]
 Interstage シングル・サインオンのリポジトリサーバのアクセスログ採取の初期化に失敗しました。以下の原因が考えられます。

エラー原因(%s2)の内容

原因

Directory not found

リポジトリサーバのアクセスログの出力先ファイル(%s1)のディレクトリが存在しません。

Not enough disk space

ディスクの空き容量が不足しています。

Filename is directory

リポジトリサーバのアクセスログの出力先ファイル名として、ディレクトリが設定されています。

Permission denied

リポジトリサーバのアクセスログの出力先ファイル(%s1)にアクセス権限が設定されていません。

リポジトリサーバのアクセスログの出力先ファイル(%s1)が他のアプリケーションで使用されている可能性があります。

リポジトリサーバのアクセスログの出力先ディレクトリにアクセス権限が設定されていません。

Not enough memory

Interstage シングル・サインオンのリポジトリサーバを運用するために必要なメモリ容量が不足しています。

Acquisition of shared memory failed

Interstage シングル・サインオンのリポジトリサーバを運用するために必要な共有メモリの設定に誤りがあります。

Operation of shared memory failed

Acquisition of exclusive lock resource failed

Interstage シングル・サインオンのリポジトリサーバを運用するために必要な排他制御資源(セマフォ)の設定に誤りがあります。

Exclusive lock failed

System error

Interstage シングル・サインオンのリポジトリサーバの運用において内部異常が発生しています。

[ユーザの対処]
 以下の対処を行ってください。

エラー原因(%s2)の内容

対処

Directory not found

リポジトリサーバのアクセスログの出力先ディレクトリ(%s1)が存在するかを確認してください。

Not enough disk space

不要なファイルを退避するなどして空き領域を確保してください。

Filename is directory

リポジトリサーバのアクセスログ出力先ファイル(%s1)としてファイル名を設定してください。(注2)

Permission denied

リポジトリサーバのアクセスログの出力先ディレクトリ(%s1)のアクセス権限が正しく設定されているかを確認してください。アクセス権限に誤りがある場合は、正しく設定してください。(注1)

Not enough memory


不要なプログラムを終了させてください。または、Interstage シングル・サインオンを運用するために必要なメモリ容量が十分に確保されているかを確認してください。必要なメモリ容量については、“チューニングガイド”の“必要資源”−“メモリ容量”を参照してください。


不要なプログラムを終了させてください。または、Interstage シングル・サインオンを運用するために必要なメモリ容量が十分に確保されているか、共有メモリのサイズが正しく設定されているかを確認してください。必要なメモリ容量については“チューニングガイド”の“必要資源”−“メモリ容量”を、必要な共用メモリのサイズについては“チューニングガイド”の“システムのチューニング”−“Application Serverのサーバ機能運用時に必要なシステム資源”−“Interstageシングル・サインオンのシステム資源の設定”を参照してください。

Acquisition of shared memory failed


システムパラメタを確認してください。システムパラメタについては、“チューニングガイド”の“システムのチューニング”−“Application Serverのサーバ機能運用時に必要なシステム資源”−“Interstageシングル・サインオンのシステム資源の設定”を参照してください。

Acquisition of exclusive lock resource failed

Operation of shared memory failed

Exclusive lock failed

System error

メッセージ出力後、速やかにiscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取し、技術員に連絡してください。

注1)アクセス権限の設定については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“運用・保守”−“環境設定の変更”−“Webサーバの実効ユーザを変更する場合の注意事項”を参照してください。
注2)アクセスログの出力先については、Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [リポジトリサーバ]、または[リポジトリサーバ(参照系)] > [環境設定]タブの[アクセスログ]の[ファイル名]により設定してください。


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