Interstage Application Server メッセージ集
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第2部 メッセージラベルのあるメッセージ> 第14章 メッセージ番号がisで始まるメッセージ> 14.1 is20100番台のメッセージ

14.1.2 is20102

IS: ERROR: is20102:INTERSTAGE unable to start Reason code(%d)

IS: エラー: is20102:INTERSTAGEの起動に失敗しました 理由コード(%d)

[可変情報]
 %d:理由コード

[意味]
 理由コードの示す理由により、Interstageの起動に失敗しました。

[システムの処理]
 コマンドの処理を中止します。

[ユーザの対処]
 理由コードに対応したメッセージ番号のユーザの対処を参照し、対処してください。
 また、CORBAサービス、インタフェースリポジトリ、ネーミングサービス、コンポーネントトランザクションサービス、データベース連携サービス、ロードバランスオプション、Webサーバ、HTMLページ編集サービス、V5.1以前のServletサービス、CORBA/SOAPクライアントゲートウェイ、Interstage HTTP Server、性能監視ツール(Windows(R)のみ)の起動に失敗した場合には、そのサービスの起動失敗原因を示すエラーメッセージが出力されているかを確認してください。メッセージが出力されている場合には、そのメッセージに対する対処を行ってください。
これらの条件に該当しない場合は、同時に出力されている他のメッセージがあれば、そのメッセージの対処を行ってください。
他に出力されているメッセージがない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、エラー情報を控えて技術員に連絡してください。

 なお、od10416のメッセージが出力された場合には、しばらくしてから再度処理を実行してください。

 理由コードが11または32であり、かつ、本メッセージの出力後にod20001のメッセージが出力される場合は、isstartコマンド実行前に、環境変数IS_ISV_SVCCTRL_TIMERを設定してください。IS_ISV_SVCCTRL_TIMERには、本メッセージ出力からod20001のメッセージが出力されるまでの秒数+90の値を設定してください。例えば、is20102が、10時00分00秒に出力され、od20001が、10時00分10秒に出力された場合、環境変数IS_ISV_SVCCTRL_TIMERには、100を設定します。

  IS_ISV_SVCCTRL_TIMER=100
  export IS_ISV_SVCCTRL_TIMER


 理由コードが12であり、かつ、本メッセージの出力後にod30102が出力される場合は、isstartコマンド実行前に、環境変数IS_ISV_SVCCTRL_TIMERを設定してください。IS_ISV_SVCCTRL_TIMERには、本メッセージ出力からod30201のメッセージが出力されるまでの秒数+90の値を設定してください。

 理由コードが4の場合は、メッセージキューまたは共用メモリの不足が原因である可能性があります。“チューニングガイド”を参照して、Interstageを運用するために必要となるメッセージキューまたは共用メモリを再見積りしてください。
 再見積りの結果、いずれかが不足していることが確認された場合には、システムパラメタをチューニングしてください。

「理由コード一覧」

理由
コード

原因

対処方法を参照するメッセージ番号または対処方法

1

メモリ不足が発生しました。

is30147

2

Interstageの初期化処理が行われていません。

is30149

3

Interstageの初期化処理に失敗しています。

is30150

4

システム資源不足が発生しました。

is30153

5

Interstageのシステム定義の生成が行われていません。

is30154

6

システムファイルにI/Oエラーが発生しました。

is30158

7

システムエラーが発生しました。

is30151

8

システム内部で矛盾を検出しました。

is30146

10

CORBAサービスの起動に失敗しました。

is30141

11

インタフェースリポジトリ(標準インタフェース)の起動に失敗しました。

is30141

12

ネーミングサービスの起動に失敗しました。

is30141

13

コンポーネントトランザクションサービスの起動に失敗しました。

is30141

14

データベース連携サービスの起動に失敗しました。

is30141

20

CORBAサービスの回収に失敗しました。

is30142

21

インタフェースリポジトリ(標準インタフェース)の回収に失敗しました。

is30142

22

ネーミングサービスの回収に失敗しました。

is30142

23

コンポーネントトランザクションサービスの回収に失敗しました。

is30142

24

データベース連携サービスの回収に失敗しました。

is30142

26

Interstage内部で異常を検出しました。

is30156

27


環境変数LD_LIBRARY_PATHに"/opt/FSUNod/lib/nt"が指定されています。

環境変数LD_LIBRARY_PATHに"/opt/FJSVod/lib/nt"が指定されています。

環境変数(LD_LIBRARY_PATH)の値を正しく設定して、再度コマンドを実行してください。

28

イベントサービスの起動に失敗しました。

is30141

30


コマンドが動作できない状態です。

is30148

31


InterstageサービスのログオンアカウントがAdministratorsグループのメンバではありません。

is30143

32

インタフェースリポジトリ(valueインタフェース)の起動に失敗しました。

is30141

33

インタフェースリポジトリ(valueインタフェース)の回収に失敗しました。

is30142

35

ロードバランスオプションの起動に失敗しました。

is30141

36

ロードバランスオプションの回収に失敗しました。

is30142

38

運用形態で必須のコンポーネントがインストールされていません。

is30168

40

Webサーバの起動に失敗しました。

is30141

41

HTMLページ編集サービスの起動に失敗しました。

is30161

42

V5.1以前のServletサービスの起動に失敗しました。

is30141

46

CORBA/SOAP Client Gatewayの起動に失敗しました。

is30141

48

FJSVjs2suパッケージがインストールされていません。

is30911

49

Interstage HTTP Serverの起動に失敗しました。

is30141

51


性能監視ツールの起動に失敗しました。

is30141


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