Interstage Application Server メッセージ集
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第2部 メッセージラベルのあるメッセージ> 第13章 メッセージ番号がirepで始まるメッセージ> 13.1 irep10000番台のメッセージ

13.1.5 irep10004

IREP: ERROR: irep10004: Repository has terminated abnormally. %s1, pid=%s2, detail=%s3:%s4:%s5:%s6 [%s7]

IREP: エラー: irep10004: リポジトリの異常終了を検出しました %s1, pid=%s2, detail=%s3:%s4:%s5:%s6 [%s7]

[可変情報]
 %s1:プログラム名
 %s2:プロセスID
 %s3:詳細コード1
 %s4:詳細コード2
 %s5:詳細コード3
 %s6:詳細コード4
 %s7:リポジトリ名

[意味]
 リポジトリが異常終了しました。

[システムの処理]
 リカバリ可能なプロセスが異常終了した場合は、リポジトリの構成プロセスを再起動します。

[ユーザの対処]

 本メッセージよりも前に対象リポジトリに関する他のエラーメッセージが出力されている場合は、そのメッセージの対処を実施してください。
 本メッセージよりも前に対象リポジトリに関する他のエラーメッセージが出力されていない場合、本メッセージの%s4の詳細コード2が1、または%s5の詳細コード3が109の場合は、メモリ不足が発生している可能性があります。不要なプログラムを終了し、Smart Repositoryの動作に必要なメモリ領域を確保した後に、対象リポジトリを再起動してください。リポジトリの作成時に、本メッセージが出力された場合は、リポジトリを作成し直してください。
 不要なプログラムを終了しても、メモリ領域が不足する場合は、メモリの増設、または仮想メモリの拡張をしてください。
 Smart Repositoryの動作に必要なメモリ領域の量については、“チューニングガイド”の“メモリ容量”を参照してください。

 本メッセージよりも後に、対象リポジトリについてirep10002のメッセージが出力されている場合は、継続して運用できます。irep10002のメッセージが出力されていない場合は、対象リポジトリを再起動してください。リポジトリの作成時に、本メッセージが出力された場合は、リポジトリを作成し直してください。
 リポジトリの再起動は、Interstage管理コンソール、またはサービス画面から実施してください。
 Windows(R)システムでは、管理者権限でログインし、サービス画面([コントロールパネル] > [サービス]、または[コントロールパネル] > [管理ツール] > [サービス])から以下のサービスを選択して操作してください。

Interstage Smart Repository(リポジトリ名)

 上記以外の場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。


 %s5の詳細コード3が-1、または9の場合、プログラムが外部からのシグナルにより終了指示を受けている可能性があります。プロセスを強制終了していないか確認してください。

 本メッセージよりも前に対象リポジトリに関する他のエラーメッセージが出力されている場合は、そのメッセージの対処を実施してください。
 本メッセージよりも前に対象リポジトリに関する他のエラーメッセージが出力されていない場合、本メッセージの%s4の詳細コード2が1、または%s5の詳細コード3が109の場合は、メモリ不足が発生している可能性があります。不要なプログラムを終了し、Smart Repositoryの動作に必要なメモリ領域を確保した後に、対象リポジトリを再起動してください。リポジトリの作成時に、本メッセージが出力された場合は、リポジトリを作成し直してください。
 不要なプログラムを終了しても、メモリ領域が不足する場合は、メモリの増設、またはスワップ領域の拡張をしてください。
 Smart Repositoryの動作に必要なメモリ領域の量については、“チューニングガイド”の“メモリ容量”を参照してください。

 本メッセージよりも後に、対象リポジトリについてirep10002のメッセージが出力されている場合は、継続して運用できます。irep10002のメッセージが出力されていない場合は、対象リポジトリを再起動してください。リポジトリの作成時に、本メッセージが出力された場合は、リポジトリを作成し直してください。
 リポジトリの再起動は、Interstage管理コンソール、またはirepstop/irepstartコマンドを利用して実施してください。irepstop/irepstartコマンドについては、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“Smart Repository運用コマンド”を参照してください。

 上記以外の場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。


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