Interstage Application Server メッセージ集
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10.6.27 IJServer12027
(error) IJServer12027: The connection of IJServer was aborted. The following are the most common causes of this error: IJServer stops, Web Application timed out, Setting up SSL on IJServer. serverName=<serverName> serverPort=<serverPort> host=<host> port=<port> uri=<uri> errno=<errno> pid=<pid> tid=<tid>
[可変情報]
<serverName>=Webサーバのサーバ名
<serverPort>=Webサーバのポート番号
<host>=ワークユニット(IJServer)のホスト名
<port>=ワークユニット(IJServer)のポート番号
<uri>=Webブラウザの要求。リクエストURI
<errno>=エラー番号
<pid>=WebサーバのプロセスID
<tid>=WebサーバのスレッドID
[意味]
ワークユニット(IJServer)とのコネクションが中断されました。
[原因]
以下の原因が考えられます。
- アプリケーションタイムアウトによりワークユニットのプロセスが強制停止しました。
- ワークユニット(IJServer)が停止されました。
- Webアプリケーションの異常によりワークユニット(IJServer)が一時停止しました。
- WebサーバコネクタとServletコンテナ間でSSLを使用する設定が一致しません。
- ワークユニット(IJServer)が過負荷状態です。Java VMでメモリ不足が発生している可能性があります。
[システムの処理]
Webサーバコネクタは、ワークユニット(IJServer)への接続を中断し、Webブラウザにステータスコード500(Internal Server Error)のメッセージを通知しました。
[ユーザの対処]
以下の対処を行ってください。
また、ワークユニット(IJServer)のコンテナログにメッセージが出力されている場合は、出力されているメッセージの対処にしたがってください。
- ワークユニットのプロセスが強制停止した場合には、Interstage管理コンソールで、[ワークユニット] > “ワークユニット名” > [環境設定]タブ > [詳細設定] > [ワークユニット設定] > [アプリケーションの最大処理時間]を大きくしてください。
- ワークユニット(IJServer)が停止している場合には、[ワークユニット] > “ワークユニット名” > [操作]タブでワークユニット(IJServer)を起動してください。
- Webアプリケーションの異常によりワークユニット(IJServer)が停止した場合には、Webアプリケーションを確認してください。特にJNI(Java Native Interface)を使用したアプリケーションに不具合がある可能性があります。
- マルチサーバ管理機能を使用していない場合で、Webサーバとワークユニット(IJServer)を別のサーバマシンで運用している場合には、Webサーバコネクタまたはワークユニット(IJServer)でSSLの使用を以下のように設定してください。
- SSLを使用する場合
Interstage管理コンソールの[Webサーバ] > [Webサーバコネクタ] > “ワークユニット名” > [環境設定]タブ > [詳細設定] > [Webサーバコネクタ(コネクタ)設定] > [コネクタとServletコンテナ間のSSLの使用]で[使用する]を選択してください。
- SSLを使用しない場合
Interstage管理コンソールの[Webサーバ] > [Webサーバコネクタ] > “ワークユニット名” > [環境設定]タブ > [詳細設定] > [Webサーバコネクタ(コネクタ)設定] > [コネクタとServletコンテナ間のSSLの使用]で[使用しない]を選択してください。
- 本エラーメッセージが慢性的に出力される場合には、ワークユニット(IJServer)のプロセス多重度を増やすか、またはシステム構成(ハードウェア、ソフトウェア)を見直して、過負荷に対して十分なシステムを構築してください。必要であればCPUのアップグレードも検討してください。
イベントログ(システムログ)、またはIJServerのコンテナログを参照してください。Java VMのメモリ不足(OutOfMemoryError)が発生している場合には、“トラブルシューティング集”の“Java実行環境運用時の異常”−“OutOfMemoryError発生時の対応”を参照して対処してください。
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