Interstage Application Server メッセージ集 |
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第2部 メッセージラベルのあるメッセージ | > 第8章 メッセージ番号がEXTPで始まるメッセージ | > 8.11 EXTP4300番台のメッセージ |
extp: ERROR: EXTP4357: The application program startup processing time of the CORBA work unit exceeded the observation time: PID=%d SYSTEM=%s
extp: エラー: EXTP4357: CORBAワークユニットのアプリケーション起動処理時間が監視時間を超過しました: PID=%d SYSTEM=%s
[可変情報]
%d:プロセスID
%s:業務システム名
[意味]
CORBAワークユニットのアプリケーションプログラム起動処理が、120秒を経過しても完了しませんでした。
[システムの処理]
ワークユニットに対する処理を中止します。
[ユーザの対処]
アプリケーションプログラムに誤りや、プロセス起動処理に時間がかかる原因がないか確認してください。
プロセス多重度が多い場合やシステムの負荷が高い状態での起動で時間がかかる場合には、以下の方法でプロセス起動監視時間をチューニングしてください(プロセス起動からアプリケーションプログラムでCORBAの活性化メソッドが呼ばれるまでが監視時間の範囲です)。
ワークユニット定義に以下の設定を追加してください。
[Control Option]
Environment Variable: INTERSTAGE_CORBA_WU_MAX_TIME=300
上記の例は、監視時間を300秒に設定する定義例です。監視時間は任意の数字を設定してください。
また、COBOLアプリケーションでDISPLAY文を使用している場合は、翻訳オプションにSSOUT(環境変数情報名)が指定され、ワークユニット定義の[Control Option]セクションまたは[Application Program]セクションのEnvironment Variable:ステートメントでデータ出力先のファイル名が指定されているか確認してください。
正しく設定されていない場合は、翻訳オプションを指定してアプリケーションを再コンパイルし、ワークユニット定義の[Control Option]セクションまたは[Application Program]セクションのEnvironment Variable:ステートメントでデータ出力先のファイル名を指定してください。
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