Interstage Application Server リファレンスマニュアル(API編)
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第2章 C++言語インタフェース> 2.20 ロードバランス機能クラス> 2.20.1 ロードバランスオプションインタフェース

2.20.1.6 ISOD::LBO::notify_recover()

名前

 ISOD::LBO::notify_recover

形式

 #include <orb_cplus.h>
 #include <OM_LBOcpp.h>
 void  ISOD::LBO::notify_recover(
        CORBA::string  HostName,
        CORBA::Environment  &env);

機能説明

 本オペレーションは、ロードバランス機能にサーバが起動または復旧したしたことを通知します。本オペレーションが呼び出されると、HostNameで指定されたアドレスのサーバのオブジェクトのオブジェクトリファレンスの返却を開始します。

パラメタ

 HostName
 復旧したサーバのホスト名またはIPアドレス。
 env
 例外情報が格納される構造体。

復帰値

 正常終了した場合は、envのexceptionメンバにNULLオブジェクトリファレンスが設定されます。
 異常終了した場合は、envのexceptionメンバにSystemExceptionオブジェクト、またはUserExceptionオブジェクトのオブジェクトリファレンスが設定されます。
 ユーザ例外の場合は、以下の例外が発生します。

 ISOD::LBO::InvalidArgument
 HostNameの指定に誤りがあります。
 ISOD::LBO::CannotProceed2
 ロードバランス機能のDBの処理で異常が発生しました。

 システム例外の場合は、設定された例外情報およびマイナーコードの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。


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